モルディブは水上都市で気候変動に対応
2022年 10月 10日
松本零士の漫画かと思いましたが現実です。
不動産開発業者ダッチ・ドックランズとモルディブ政府との合弁事業であるこのプロジェクトは、とっぴな実験でも革新的な構想でもない。この都市は、海面上昇という厳しい現実に対する実用的な解決策として建設されている。1190もの低地の島々で構成されているモルディブは、世界で最も気候変動に対して脆弱(ぜいじゃく)な国のひとつで、陸地部分の8割が海抜1メートル未満だ。今世紀末までに海水面が最大1メートル上昇するとの予測があり、国のほぼ全域が水没する恐れがある。しかし都市が海上に浮いていれば、海面とともに都市も上昇する可能性がある。これは50万人以上いるモルディブ国民にとっての「新たな希望だ」と語るのはこの都市を設計した建築事務所ウォータースタジオの創業者コーエン・オルトゥイス氏だ。「手頃な価格の住宅、大規模なコミュニティー、そしてごく普通の町が水上に存在し、しかも安全であることをこの都市は証明できる。彼ら(モルディブの人々)は、気候難民から気候イノベーターとなる」とオルトゥイス氏は自信を見せる。(引用終わり)
気候変動を食い止める努力は最大限するにしても
モルディブのようなところではそれは間に合わない可能性が高い。自衛策も考えないといけないのは
現実です。
広島県における気候変動の影響は以下。
by hiroseto2004
| 2022-10-10 19:30
| 環境・街づくり
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