県労連 パート臨時嘱託労組連絡会 開催
2022年 11月 13日
県労連 パート臨時嘱託労組連絡会総会が11月13日㈰開催。
全教出身でもある神部県労連議長が挨拶。
激励の言葉挨拶とともに教育現場についても補足。
教員の臨時採用は県内で1000人以上。
こうした中で正規の先生不足で産休などに伴い授業に穴が空いていると報告しました。
まず「はむねっと(公務非正規女性全国ネットワーク)」の渋谷典子
全教出身でもある神部県労連議長が挨拶。
激励の言葉挨拶とともに教育現場についても補足。
教員の臨時採用は県内で1000人以上。
こうした中で正規の先生不足で産休などに伴い授業に穴が空いていると報告しました。
まず「はむねっと(公務非正規女性全国ネットワーク)」の渋谷典子
さん、渡辺百合子さん、また、生協労連の渡辺さんによる鼎談を
視聴。
非正規公務員の労働条件改善を求める声を背景に、
会計年度任用職員制度が2020年度に始まったものの、
思いとはかけはなれたものになっていることが報告されました。
例えば「3年おきの公募」と称した雇止めが2022年度末に
迫っています。
「明日は我が身の不安な状況で他人の支援をするのは難しい。」
「経験の浅い相談員が虐待など対応が困難な案件を多く受け持っている
ことが問題。」
「スクールソーシャルワーカーや学校司書にはパソコンの支給がない」
「組合に加入したいと勇気を振り絞って言ったが返事がない」
「組合に入っても何の対応もない」
などの当事者の声が上がっています。
そうした声を11月9日、緊急院内対話集会で国会議員らにぶつけ
ました。野党の議員は参加されたそうです。
総会では、各単組から報告。自治労連では、組合に結集して、要求をつきつけることで、賃金アップを勝ち取ったことが報告されました。
医労連の方からは、十数年前に基本給に組み込まれて廃止された一時金を、
基本給を下げない形で復活させたことが報告されました。
郵政ユニオンからは、主流組合の全逓が非正規の加入を認めない中で
正規も非正規も対等の活動をしてきた。そのことを背景に、非正規裁判を
闘い、勝訴した、と報告がありました。
合同労組からは、みんなで力を合わせていくことの重要性が訴えられました。
公務員の人件費は下げる。一方で、子育て支援などサービスは形の上で
は充実させる。
相矛盾することをこの間の多くの政治家は進めてきたように思います。
これは自民党だけでなく、連合に支持されたはずの民主党→立憲民主党も
そうだったわけです。
そのしわ寄せが、非正規公務員、とくに女性を、専門性の高い仕事をさせながら
非正規、低賃金で切り捨てる、あるいは、民間でも保育士を安く使い捨てる、
そういうことにつながっていきました。
本当の労働者の味方の議員がいなかった。政治ではここに問題があるように
思います。どこまでも徹底して、公務員、とくに非正規公務員、また、ケア労働者
の味方をする議員が必要と感じます。
by hiroseto2004
| 2022-11-13 12:59
| ジェンダー・人権(労働問題)
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