衆院選小選挙区 広島県は7から6に 改正公職選挙法が成立
2022年 11月 19日
地方の衰退加速という点。
また、いっぽうで、投票価値の平等を言うなら比例代表制の方が
優れている点。
どちらにしても、この改正公職選挙法は中途半端極まりない。
いわゆる1票の格差を是正するため、衆議院の小選挙区の数を「10増10減」する改正公職選挙法が、参議院本会議で成立し広島県では、選挙区が7から6に1つ減ることになりました。改正法は早ければ12月下旬に施行されて、それ以降公示される衆議院選挙から適用されることになります。
改正公職選挙法では、衆議院の小選挙区を東京や神奈川など5つの都と県であわせて10増やす一方、広島や岡山、山口など10の県で1つずつ、あわせて10減らすとしています。
「10増10減」する都県を含め過去最多となる140選挙区の区割りが変更されます。
この区割りをおととしの国勢調査をもとに試算すると、いわゆる1票の格差は最大1.999倍となり、現在の2.096倍から改善されます。
また比例代表は、5つのブロックで「3増3減」となり中国ブロックは1減ります。
改正法は早ければ12月下旬に施行されて、それ以降公示される衆議院選挙から適用されることになります。
広島県では、小選挙区が7から6に1つ減り区割りが変更されます。
具体的には、新しい1区は、広島市中区、東区、南区、府中町、海田町、坂町、新しい2区は、広島市西区、佐伯区、大竹市、廿日市市、新しい3区は、広島市安佐南区、安佐北区、安芸区、安芸高田市、北広島町、安芸太田町、新しい4区は、呉市、竹原市、東広島市、江田島市、熊野町、大崎上島町、新しい5区は三原市、尾道市、府中市、三次市、庄原市、世羅町、神石高原町新しい6区は、福山市となっています。
この変更に伴って、現在、2つの選挙区に分割されている尾道市・東広島市・江田島市と3つの選挙区に分割されている三原市はそれぞれ分割されている状態が解消されます。
自民党広島県連の中本隆志会長代理は「一票の格差の是正のためには広島の1減も受け入れなければならない。次の衆議院選挙については現職の選挙区の割り振りなどすべての可能性を排除せず1から見直すかたちで検討を急ぎたい」と述べました。
立憲民主党広島県連の瀧本実幹事長は「1票の格差の解消のためしっかりと受け止めなければならないが、われわれ地方の声が届きにくくなるのではないかという心配がある。国には今の選挙制度が時代にあっているのかよく検討してほしいし、多様な民意をすくいあげるような制度になっていくべきだと思う」と話していました。
改正公職選挙法では、衆議院の小選挙区を東京や神奈川など5つの都と県であわせて10増やす一方、広島や岡山、山口など10の県で1つずつ、あわせて10減らすとしています。
「10増10減」する都県を含め過去最多となる140選挙区の区割りが変更されます。
この区割りをおととしの国勢調査をもとに試算すると、いわゆる1票の格差は最大1.999倍となり、現在の2.096倍から改善されます。
また比例代表は、5つのブロックで「3増3減」となり中国ブロックは1減ります。
改正法は早ければ12月下旬に施行されて、それ以降公示される衆議院選挙から適用されることになります。
広島県では、小選挙区が7から6に1つ減り区割りが変更されます。
具体的には、新しい1区は、広島市中区、東区、南区、府中町、海田町、坂町、新しい2区は、広島市西区、佐伯区、大竹市、廿日市市、新しい3区は、広島市安佐南区、安佐北区、安芸区、安芸高田市、北広島町、安芸太田町、新しい4区は、呉市、竹原市、東広島市、江田島市、熊野町、大崎上島町、新しい5区は三原市、尾道市、府中市、三次市、庄原市、世羅町、神石高原町新しい6区は、福山市となっています。
この変更に伴って、現在、2つの選挙区に分割されている尾道市・東広島市・江田島市と3つの選挙区に分割されている三原市はそれぞれ分割されている状態が解消されます。
自民党広島県連の中本隆志会長代理は「一票の格差の是正のためには広島の1減も受け入れなければならない。次の衆議院選挙については現職の選挙区の割り振りなどすべての可能性を排除せず1から見直すかたちで検討を急ぎたい」と述べました。
立憲民主党広島県連の瀧本実幹事長は「1票の格差の解消のためしっかりと受け止めなければならないが、われわれ地方の声が届きにくくなるのではないかという心配がある。国には今の選挙制度が時代にあっているのかよく検討してほしいし、多様な民意をすくいあげるような制度になっていくべきだと思う」と話していました。
by hiroseto2004
| 2022-11-19 19:47
| 選挙制度・政治改革
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