エジプトCOP27 会期を1日延長 「損失と損害」資金支援めぐり交渉続く

今回、初めて、真正面から取り上げられました。

パキスタンでの大洪水など、損失や損害が目に見てきています。

待ったなしです。

COP27 会期を1日延長 「損失と損害」資金支援めぐり交渉続く | NHK | COP

エジプトで開かれている気候変動対策の国連の会議「COP27」は会期を1日延長し、19日も気候変動によって引き起こされる「損失と損害」への資金支援をめぐって大詰めの交渉が続いています。

今月6日から開かれている「COP27」は会期末の18日までに合意に至らず、会期を1日延長し、最大の争点となっている気候変動によって引き起こされる「損失と損害」への資金支援をめぐり交渉が続いています。

18日に議長国エジプトが示した案では、途上国が求める支援に特化した基金の創設についての記載はありませんでした。

しかし交渉の中で、基金の創設を今回決めるか、来年に持ち越すか、基金にこだわらずに支援を行うかなど議長案にどう盛り込むか複数の案が検討されているということです。

これまでの議論についてエチオピアの交渉担当者は「損失と損害に対応する基金の創設を今すぐ行うべきだ。それができなければ、今回のCOPは失敗だ」と強調していました。