呉市へ県民の浜の運営の指定管理者選定にあたって、的確で公正な判断をおこなうことを求めます。さとうしゅういち 介護福祉士・元広島県庁職員・安佐南区
2022年 11月 27日
呉市蒲刈町の広島県立県民の浜。
https://kenhama.jp/
市48%と町民52%が出資する第三セクター「㈱県民の浜蒲刈」が指定管理者として運営。
2024年度から他企業に変更する議案が12月の呉市議会に上程。
従業員の給料引き下げなど強行しようとしている。
運営能力も怪しい。
なぜ、変更するのか?
指定管理者制度そのものの問題(運営の不安定化、労働条件の悪化)が本件を通じて明らかになったともいえるが、当面は、この理不尽な変更を止めることが大事。
https://chng.it/SVpwx2gxLc
従業員一同 広島県立県民の浜さんがこのキャンペーンを開始
1988年より、当時の広島県安芸郡蒲刈町が島民と共に創り大事に育ててきた広島県立県民の浜。町民52%が出資する第三セクターが運営するこの施設が、運営先を変更される危機に瀕しています。
コロナ禍でも黒字経営を続け、周辺住民が80%以上勤めるという地域の雇用の場でもあります。
島民が育て愛してきたこの施設を、上蒲刈島島民の手に取り戻すため、呉市長宛の署名にご賛同お願い致します。
広島県立県民の浜(以下県民の浜)は、宿泊施設「輝きの館」、温泉「やすらぎの館」、「コテージかまがり」、「テニスコート」、「天体観測館」、「シーカヤック教室」、「B&G海洋センター」、「海水浴場」、「古代製塩遺跡展示館」、「藻塩づくり体験施設」を兼ね備え、県内外から多くの人が訪れます。
体験型修学旅行の拠点としても人気を集めており、古代製法による「藻塩づくり」や「カッター体験」「天文台」や「農漁業体験」に、毎年訪れる大阪市内小学校の校長は「風光明媚な景色や浜遊びも都市では体験できない。一校で宿舎をほぼ貸し切りにできるのもポイント」といいます。
県民の浜は、「優れた景勝地である瀬戸内海の海浜の利用の増進を図り、県民、市民、観光客等の保健、休養、自然体験学習及びスポーツ・レクリエーションの場を提供し、観光の振興及び地域の活性化を図る」ことを目的として1988年(昭和63年)開設されました。当初は蒲刈町が運営を行ない、指定管理者制度が導入された2005年(平成17年)以降は、運営を行っていた職員をそのまま雇用した「(株)県民の浜蒲刈」が指定管理者として選定され、管理運営を行ってきました。
2023年(令和5年)4月1日~5年間の指定管理者選定は、呉市指定管理者選定委員会で他企業が選定され、12月議会に指定議案として提案されます。これには、以下の問題があると考えます。
1、呉市指定管理者選定基準は「管理経費の縮減が図られること。(略)提案額が適正な管理に支障をきたすおそれがないもの」とあります。
8月に選定委員会で候補者として選定された企業は、12月議会決定前の10月に「(株)県民の浜蒲刈」従業員に個別面談をし、現状賃金からボーナスなし(現状年3カ月)、月額給与現状維持・5万円削減・10万円削減・12万円削減(人によって違う)、無期雇用から1年の有期雇用(全員)、パートは1050円(早朝・夜勤)時給を一律950円にすることなど提示し、11月15日までに回答せよと迫っていました。
選定された企業が、選定結果後、経費縮減のための面談を行っていることをみると、呉市への事業計画書提出時(7月)の経費計算がずさんだったことになります。
2、呉市指定管理者の手続き等に関する条例には「施設の管理を安定して行う能力を有していること」とあります。「(株)県民の浜蒲刈」従業員以外で、現行施設の運営を行うことは簡単ではありません。選定企業が、選定時点で「ホテル経営の経験がない」「天文台など特殊な技能や、B&Gなど運営に必要な資格を持つ人材がいない」のであれば、「能力を有していない」ことになります。
3、「(株)県民の浜蒲刈」は呉市48%、地元町民52%が出資している第三セクター企業です。経営については、コロナ禍ほぼ利用客はおらず厳しい運営を強いられてきましたが、行政の力強い支援の中、前年度の収支も赤字は出しておらず、健全経営を行っています。
さらに、これまで地元住民と共にさまざまな企画を行い共に運営をし、雇用者の8割以上が地元の人間であることなど、指定管理者審査基準「運営全般について、市民協働を意識した取り組み」を着実に進めています。
とりわけ重要なのは、「蒲刈町漁業協同組合」との関係です。(株)県民の浜蒲刈は、「海水浴場を営業するにあたって海面使用及びサメ避け防護ネット設置並びに撤去に関して2015年から2024年までの10年契約」をしています。漁協との契約がなければ、県民の浜として必須の海水浴場の運営はできないのです。
以上の点から、大株主である呉市には「(株)県民の浜蒲刈」の存続を指し示し、選定委員会、及び議会には、指定管理者選定の公正な判断をおこなうため、以下のことを要請します。
=要請項目=
1、指定管理者選定は、県民の浜の特性を理解し、的確・公正な判断を行うことを求めます。
2、県民の浜の運営は、引き続き「(株)県民の浜蒲刈」が行うことを求めます。
このことが実現すれば、地域の雇用は守られ、1988年から35年続く蒲刈町民の想いが詰まった施設運営も、引き続き島民の手で存続させることができます。
たくさんの方の署名をお願い致します。
さとうしゅういち後援会へのお誘い
さとうしゅういちとともにガツンと広島県政にモノ申し、「何があっても心配するな。そう言える広島」をつくるため活動してくださる方を募集中です。会費は特に定めていません。労働力を提供してくださる方は労働力で、お金を提供してくださる方はお金で、政策を一緒に研究してくださる方、お知り合いを紹介してくださる方はその方向で(もちろん、複数大歓迎です)、ご自身にあった形でご助力いただければ幸いです。
特に、最低限の政治活動にかかるお金が正直、心もとない状況です。
こうした中、現在までカンパをいただいた方、感謝申し上げます。
千円単位でも、超スーパー大助かりです。
引き続き、伏してご協力をお願い申し上げます。
さとうしゅういちの政治姿勢・政策などについては
https://sato-hiroshima.net/
をご参照ください。
カンパ先
郵便振替口座 01330-0-49219 さとうしゅういちネット
広島銀行本店(店番001) 普通 口座番号3783741 さとうしゅういちネット
https://kenhama.jp/
市48%と町民52%が出資する第三セクター「㈱県民の浜蒲刈」が指定管理者として運営。
2024年度から他企業に変更する議案が12月の呉市議会に上程。
従業員の給料引き下げなど強行しようとしている。
運営能力も怪しい。
なぜ、変更するのか?
指定管理者制度そのものの問題(運営の不安定化、労働条件の悪化)が本件を通じて明らかになったともいえるが、当面は、この理不尽な変更を止めることが大事。
https://chng.it/SVpwx2gxLc
従業員一同 広島県立県民の浜さんがこのキャンペーンを開始
1988年より、当時の広島県安芸郡蒲刈町が島民と共に創り大事に育ててきた広島県立県民の浜。町民52%が出資する第三セクターが運営するこの施設が、運営先を変更される危機に瀕しています。
コロナ禍でも黒字経営を続け、周辺住民が80%以上勤めるという地域の雇用の場でもあります。
島民が育て愛してきたこの施設を、上蒲刈島島民の手に取り戻すため、呉市長宛の署名にご賛同お願い致します。
広島県立県民の浜(以下県民の浜)は、宿泊施設「輝きの館」、温泉「やすらぎの館」、「コテージかまがり」、「テニスコート」、「天体観測館」、「シーカヤック教室」、「B&G海洋センター」、「海水浴場」、「古代製塩遺跡展示館」、「藻塩づくり体験施設」を兼ね備え、県内外から多くの人が訪れます。
体験型修学旅行の拠点としても人気を集めており、古代製法による「藻塩づくり」や「カッター体験」「天文台」や「農漁業体験」に、毎年訪れる大阪市内小学校の校長は「風光明媚な景色や浜遊びも都市では体験できない。一校で宿舎をほぼ貸し切りにできるのもポイント」といいます。
県民の浜は、「優れた景勝地である瀬戸内海の海浜の利用の増進を図り、県民、市民、観光客等の保健、休養、自然体験学習及びスポーツ・レクリエーションの場を提供し、観光の振興及び地域の活性化を図る」ことを目的として1988年(昭和63年)開設されました。当初は蒲刈町が運営を行ない、指定管理者制度が導入された2005年(平成17年)以降は、運営を行っていた職員をそのまま雇用した「(株)県民の浜蒲刈」が指定管理者として選定され、管理運営を行ってきました。
2023年(令和5年)4月1日~5年間の指定管理者選定は、呉市指定管理者選定委員会で他企業が選定され、12月議会に指定議案として提案されます。これには、以下の問題があると考えます。
1、呉市指定管理者選定基準は「管理経費の縮減が図られること。(略)提案額が適正な管理に支障をきたすおそれがないもの」とあります。
8月に選定委員会で候補者として選定された企業は、12月議会決定前の10月に「(株)県民の浜蒲刈」従業員に個別面談をし、現状賃金からボーナスなし(現状年3カ月)、月額給与現状維持・5万円削減・10万円削減・12万円削減(人によって違う)、無期雇用から1年の有期雇用(全員)、パートは1050円(早朝・夜勤)時給を一律950円にすることなど提示し、11月15日までに回答せよと迫っていました。
選定された企業が、選定結果後、経費縮減のための面談を行っていることをみると、呉市への事業計画書提出時(7月)の経費計算がずさんだったことになります。
2、呉市指定管理者の手続き等に関する条例には「施設の管理を安定して行う能力を有していること」とあります。「(株)県民の浜蒲刈」従業員以外で、現行施設の運営を行うことは簡単ではありません。選定企業が、選定時点で「ホテル経営の経験がない」「天文台など特殊な技能や、B&Gなど運営に必要な資格を持つ人材がいない」のであれば、「能力を有していない」ことになります。
3、「(株)県民の浜蒲刈」は呉市48%、地元町民52%が出資している第三セクター企業です。経営については、コロナ禍ほぼ利用客はおらず厳しい運営を強いられてきましたが、行政の力強い支援の中、前年度の収支も赤字は出しておらず、健全経営を行っています。
さらに、これまで地元住民と共にさまざまな企画を行い共に運営をし、雇用者の8割以上が地元の人間であることなど、指定管理者審査基準「運営全般について、市民協働を意識した取り組み」を着実に進めています。
とりわけ重要なのは、「蒲刈町漁業協同組合」との関係です。(株)県民の浜蒲刈は、「海水浴場を営業するにあたって海面使用及びサメ避け防護ネット設置並びに撤去に関して2015年から2024年までの10年契約」をしています。漁協との契約がなければ、県民の浜として必須の海水浴場の運営はできないのです。
以上の点から、大株主である呉市には「(株)県民の浜蒲刈」の存続を指し示し、選定委員会、及び議会には、指定管理者選定の公正な判断をおこなうため、以下のことを要請します。
=要請項目=
1、指定管理者選定は、県民の浜の特性を理解し、的確・公正な判断を行うことを求めます。
2、県民の浜の運営は、引き続き「(株)県民の浜蒲刈」が行うことを求めます。
このことが実現すれば、地域の雇用は守られ、1988年から35年続く蒲刈町民の想いが詰まった施設運営も、引き続き島民の手で存続させることができます。
たくさんの方の署名をお願い致します。
さとうしゅういち後援会へのお誘い
さとうしゅういちとともにガツンと広島県政にモノ申し、「何があっても心配するな。そう言える広島」をつくるため活動してくださる方を募集中です。会費は特に定めていません。労働力を提供してくださる方は労働力で、お金を提供してくださる方はお金で、政策を一緒に研究してくださる方、お知り合いを紹介してくださる方はその方向で(もちろん、複数大歓迎です)、ご自身にあった形でご助力いただければ幸いです。
特に、最低限の政治活動にかかるお金が正直、心もとない状況です。
こうした中、現在までカンパをいただいた方、感謝申し上げます。
千円単位でも、超スーパー大助かりです。
引き続き、伏してご協力をお願い申し上げます。
さとうしゅういちの政治姿勢・政策などについては
https://sato-hiroshima.net/
をご参照ください。
カンパ先
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広島銀行本店(店番001) 普通 口座番号3783741 さとうしゅういちネット
by hiroseto2004
| 2022-11-27 18:02
| 新自由主義批判
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