さらば、立憲民主党!そして同党所属の現職県議!21世紀の永井柳太郎へ転落
2022年 12月 03日
さらば、立憲民主党。そして安佐南区の現職県議。
戦前、永井柳太郎という政治家がいた。
立憲民政党所属だ。立憲民政党はいまの立憲民主党に似ている政党だ。
社会的にリベラルで、教育や社会政策充実の一方で、緊縮財政政策。
その中で、立憲民政党の若手の有望政治家・永井柳太郎はいちはやく、
親軍姿勢を示した。
そもそも親軍姿勢は、「戦前の安倍」ともいえる田中義一以来、政友会
のお手の物だった。
しかし、柳井は、立憲民政党の中でそれに対抗して、軍部にすり寄っていった。
教育への投資重視が立憲民主党の今の姿勢で、それだけはいいことだが、
それと21世紀の政友会=自民党へのすり寄りが目立つのが泉執行部である。
そこに所属する、安佐南区の現職県議はわたしの同僚だった。
そういう経緯もあり、特に非正規含む公務労働者の労働条件改善などを
期待して、前回2019年の選挙までは選挙はがきを書くなど応援させていただいた。
しかし、とんだ眼鏡違いであった。
立憲民主党所属現職県議への支援をお願いした安佐南区内の有権者の
皆様には心から謝罪申し上げる。
言うまでもなく、敵基地攻撃能力の保有は、緊張を高める効果もある。
攻撃能力を日本が持ったからといって、日本が安全になるわけではない。
例えば、岸田政権がさらに増設しようとしている原発へのテロ。
例えば、食料やエネルギーの封鎖。
こうしたことをされれば、いくらミサイルを持っていても日本はその時点で
詰みである。
そして、持っていれば、使いたくなるのが武器だ。
戦争にならないために抑止力、というが、実は、
使うことを前提としていなければ結局抑止力
というのも成り立たない。
紛争相手の挑発に乗って、先制攻撃と相手にみなされる攻撃をして
しまうという、これまでにないリスクも発生する。
先制攻撃とみなされれば、今度はそれを口実に相手国が
日本をコテンパンにやっつけても、国際法上は問題なくなる。
また、脅威とされる国々について、個別に冷静に検証した形跡もない。
例えば、そもそも朝鮮についていえば、標的はあくまでアメリカだろう。
アメリカと話がしたいからアメリカに届くミサイルを開発しているのだ。
また、中国に対してだが、中国と軍拡競争を張り合っても、先に倒れるのは
経済力で劣る日本だろう。一方で、台湾を実際に武力で中国が攻め取ることが
あるかと言えばそれは難しいだろう。あの狭いところに大軍を渡海させて
送るというのは存外難しい。それこそ、厳島の戦いで陶晴賢が毛利元就に
討ち取られた故事の二の舞になりかねない。
ロシアについては、通常戦力は思ったよりショボいこともウクライナ戦争で
あきらかになった。そもそもウクライナで手一杯なのに、日本に攻撃を
仕掛けてくること自体があり得ないだろう。大体、日本とロシアの間には
北方領土問題はあるが、かつてロシア帝国やソビエトの一部がウクライナだった
ような歴史的経緯は両国にはない。ウクライナ戦争を日ロ関係に当てはめる
こと自体が牽強付会だろう。
岸田総理は、安倍晋三さんの亡霊に走らされる形で暴走している。
そしてその岸田総理に、国民民主党や立憲民主党もすりよっている。
維新は青年将校のごとく、「統制派」の岸田さんを右から攻撃している
のだろう。
そして立憲民主党もそれに乗っかっている。
正直、広島市安佐南区選出の現職立憲民主党県議もそうした
党中央に逆らえるタイプには見えない。
残念だ。一応、かつては、自治労県職連合で一緒に平和運動もしたはずなのに。
さらば、立憲民主党。さらば、現職県議。
わたしは君に手加減をしない。
by hiroseto2004
| 2022-12-03 21:14
| 憲法
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