園児死亡事故 広島市の報告書 見守り意識を
2022年 12月 23日
見守り意識を。それはそうなのですが、日本の保育園は
欧米と比べても圧倒的に人員基準が少ない。
そういう中ではなかなか大変です。
国に対しても、これは改善をお願いしたいですね。
それによりますと施設の点検が適切でなく園児が外に出ることができたと考えられるところが園内に複数あったと指摘し、市内の保育園などに生け垣ではなくフェンスの設置などを求めています。
ことし4月広島市西区の市立保育園で5歳の男の子の行方がわからなくなりその後、近くの川で倒れて亡くなっているが見つかりました。
事故を受けて市は保育の専門家などあわせて10人による検討部会を立ち上げて原因の分析や再発防止策の検討を進め20日報告書をまとめました。
それによりますと、園児の視点に立った施設の点検を行っておらず外に出ることができたと考えられるところが園内に複数あったと指摘しています。
また、行方がわからなくなった時間から10分後に始めた園外での捜索の時点で警察に通報する必要があったとしています。
その上で、報告書では市内の保育園などに対し、園庭と園外を生け垣だけで隔てられている園はフェンスに改修することやフェンスは園児が容易に乗り越えられない高さ150センチ程度を目安にすることを求めています。
さらに園のまわりに赤外線センサーを設置したり園児にICタグを持たせたりして見守りに情報通信技術を活用することも求めています。
また、子どもを地域の中で見守ることの大切さを保育園などの近くに住む人たちに伝え日頃から園児を見守る意識を持ってもらえるよう働きかけることを検討するべきだとしています。
この報告書は12月26日に広島市に提出される予定です。
by hiroseto2004
| 2022-12-23 00:21
| 広島市政(広島市議会)
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