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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

広島県農業ジーンバンクの存続を!



広島県知事の湯崎さんが農業関係者にほとんど説明もなく2023年3月31日付での廃止を決定。一方的な説明会だけを行いました。
以下のキャンペーンに賛同をお願いします!「広島県農業ジーンバンクの存続を求めます!」 https://chng.it/JsZSWWrv @change_jpより
#ジーンバンク #署名 で検索しても出てきます。
1988年から広島県の固定種の種子を守り、その採種方法を伝授している
       広島県農業ジーンバンクの存続を求めます!
広島県が所有する「広島県農業ジーンバンク」が2023年3月末日をもって廃止され、これに伴い広島県農業ジーンバンクにある約1万9000種の種子の殆どが国の農研機構に譲渡される、との説明がされました(2022,11月24日)。
ジーンバンクとは、生物多様性や農業分野などで有用な生物の遺伝子資源を保存するための施設のこと、遺伝子銀行、多くの生物資源を将来のために遺伝子レベルで保存しておくものです。
広島県農業ジーンバンクは植物の種子を保存し、生きている種子を後世に継いでいくシードバンク(種子銀行)の一つでもあります。
広島県農業ジーンバンクは失われつつある農産物種子の保存とその再活用を目的 として1988 年 12 月に設立されました。1970 年代にバイオ テクノロジーの技術が開発され、それ以降世界の遺伝資源保有国での資源の囲い込みが顕著となり、海外に遺伝資源の確保を求めることは殆ど不可能になりました。                     そのような中で広島県内に現存する作物種子を中心とした遺伝資源の探索収集を行い、遺伝資源を持つ国内の大学にも分譲をお願いし、可能な限り収集し2019年の時点で の保存点数は合計 18,600 点となっています。収集が落ち着いた後は当初の目的であった新作物の育成材料としての利用は景気の動向で見込めなくなり、代わって伝統野菜を中心とした在来作物の復活ブームを経て今に至ります。
広島県農業ジーンバンクが世界に誇る三つの特色:
第一は広島県という地方自治体の主体性を持った関与
第二は種子の収集に農業 改良普及員 OB が深く関わったこと
第三は集められた種子を県内の農家に無償で貸し出してきていたこと
2009 年から実施された「広島お宝野菜」プロジェクトでは青大きゅうり・観音ねぎ・矢賀ちしゃ・川内 ほうれんそう・笹木三月子大根などが県内の農業生産法人等に有望な品種として提供され、地域活性化に繋げられました。      例をあげれば福山が原産地の青大きゅうりは地元でも種子の入手がむずかしくなり、栽培者も消滅しかけていましたが、ジーンバンクが種子を提供、採種・栽培の支援を行うことで、旧世羅町で栽培が復活しました。
全国的に伝統野菜が人気を集めている今、広島の農業ジーンバンクは伝統野菜復活を支える重要な基盤として機能してきました。このような特徴を持ったジーンバンクはとても希少なのです。
(参照:「広島県農業ジーンバンクの歴史と未来」(一財)森林整備農業振興財団農業ジーンバンク現場補助員船越建明氏の報告書に龍谷大学西川芳昭氏が解説加筆,2019年)
種子条例とジーンバンク:                        種子法の廃止を受けて令和2年7月に広島県には広島県主要作物等種子条例ができました。
第一条には『奨励品種の種子の安定供給及び品質の確保を図り、もって本県農業の生産性の向上、持続的な発展及び食の安全に寄与することを目的とする。』とあります。広島県固有の作物は広島県での育成が適しています。種子を県外に持ち出すことは第一条の目的に矛盾すると考えます。
第三条には『本県農業の競争力の強化や県民への農作物の安定的な共給を基本とし、主要農作物の品種改良並びに種子の生産、普及及び保存に当たっては、地域の気象、土壌等の生産条件、消費者の需要動向等を十分に考慮するとともに、県民の理解を促しながら、生産者をはじめ、関係者との連携及び相互理解の下に行うものとする』とあります。
ところがJAのオンライン上の新聞に2022年11月10日に鈴木宣弘氏が広島県農業ジーンバンクの存続について寄稿されているように、関係機関であるJAに対しても連携、相互理解がなかったと思われ、農業関係者が多く所属する広島県農業ジーンバンクを守る会も決議後の説明会には参加できましたが、廃止の決定がなされた県ジーンバンク運営に係る検討会には参加の要請すらありませんでした。これは第三条に違反するものと考えます。
現在ジーンバンクを守る会でも、検討会の会議録の開示を求めています。
時代と逆行する決定:
遺伝資源が貴重になり、食料自給率の低い日本で食糧危機の不安も増加している昨今、国の機関に同じ遺伝資源があってもリスク分散のために広島を含む各地域にジーンバンクの仕組みがあることが重要と考えます。広島県の固定種は広島での育成に適しています。その面からも広島県に今在るジーンバンクの存続を求めます。
食の未来の安定のため全国のみなさんの署名をお願いします!
締め切り1月20日                              寄せられた署名は県知事・県議会に提出予定です(こちらでご報告します)               
発起人:広島県農業ジーンバンクを守る会 
2022,12月30日:ご報告とお知らせ
☆署名が3,000名を越えました、みなさんのご協力ありがとうございます!
☆農文協刊『季刊地域』2023年冬52号(2023,1月5日発売)に広島県農業ジーンバンクを取り上げて頂きました
応援メッセージ、推薦人、そしてカンパのお願い
広島県議会議員選挙候補予定者 さとうしゅういち
わたくし、さとうしゅういちは2023年3月31日告示、4月9日執行予定の
統一地方選挙、広島県議会議員選挙にあの河井案里さんの地元
である安佐南区(定数5)において無所属・れいわ推薦で立候補を
予定しております。
何があっても心配するな。そう言える広島へ。
現役労働者のひとりとして、広島県政にガツンと物申します。
雇用・防災・福祉・教育に徹底投資をさせ、あなたの暮らしの安心、
そして地域の経済を守りましょう。
そして、旧統一協会や教育長の官製談合事件にみられるような利権
まみれの恥ずかしい広島県政。平和都市にふさわしいひとりひとりに
やさしい風通しの良い県政へリニューアルしましょう。
そして、岸田総理の地元・広島から今こそ、
軍拡や増税、原発推進へと暴走する中央政府に「待った」
をかけましょう。
さとうしゅういちへの皆様の応援メッセージを
よろしくお願いいたします。県外の方も大歓迎です。
また、推薦人として、お名前をインターネットやビラ・選挙はがき
などの印刷物に公表可能な方は、ご連絡ください。
また、引き続き、「カバン」が最も不安な状況です。少しづつでも
超スーパー大助かりです。伏してご協力をお願い申し上げます。
◎カンパ先
郵便振替口座 01330-0-49219 さとうしゅういちネット
広島銀行本店(店番001) 普通 口座番号3783741 さとうしゅういちネット
ただし、ご寄付頂けるのは日本国籍の方、そして一人年間150万円以下に制限されます。また、
・年間5万円を超えてご寄付頂いた方
・さとうしゅういちへの寄附による所得税の控除を受けられたい方
については、法の定めるところにより、政治資金収支報告書等でさとうしゅういちからご住所・ご氏名・ご職業を広島県選挙管理委員会に報告させていただきます。何卒ご了承ください。
寒風の折、皆様におかれてはくれぐれもご自愛くださいませ。
早々
by hiroseto2004 | 2023-01-10 21:16 | 農業・食料 | Trackback