【定期】地方では現場公務員を増やすのが有力な賃上げ策・人口流出防止策だ

【定期】地方では現場公務員を増やすのが有力な賃上げ策・人口流出防止策だ

広島県内含め、地方圏では、現場公務員を減らしてしまったのが、労働者全体の給料の低迷、人口流出の大きな原因だろう。

市町村合併だからと県職員も周辺部の市町村職員も減らし、学校の先生も非正規ばかりとなれば、地域に落ちるお金も減る。

公務員という形で地元に定着していた若い人も消える。若い人が減れば地域のアップデートも遅れ、東京などに差をつけられる。

東京のようなグローバル企業が集積する巨大都市を除けば、公務員削減、公務員叩きは経済的に見ても自爆行為である。

逆に言えば、減らしすぎた現場公務員を(現在の状況を踏まえれば非正規の正規化を最優先としつつ)増やすことは、広島のような地方にとっては重要な賃上げ策であり、人口引き留め策になる。

(東京のような内部留保をため込んでいる巨大企業が多いところについてはそういう企業に責任を果たさせることが効果的になるだろうが。)