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県政にガツンとモノ申し、何があっても心配しないで良い広島を


by hiroseto2004

第二次世界大戦と並ぶ日本がやらかした無謀な戦争 白村江の戦

日本がやらかした無謀な戦争というと第二次世界大戦ばかりがクローズアップされるが、当時、現代アメリカに匹敵する超大国・唐に大敗した白村江の戦もそれに匹敵する無謀な戦争であり、手痛い敗戦だった。

ちなみに柿本人麻呂が高市帝に奉った挽歌(追悼の歌)は人麻呂の歌では一番長く、一般には壬申の乱を詠んだとされるが、実際には、白村江の戦での悲惨な状況を詠んだのではなかろうか。

A級戦犯は、実は間人皇女であるところの斉明帝だろう。
斉明帝は地獄に落ちたという伝説もある人物だが彼女が白村江でのA級戦犯だったことによるのだろう。

なぜ、そうなってしまったかといえば、旧・九州王朝の斉明帝が百済王・余豊璋にたぶらかされ、孝徳帝(実際は蘇我倉山田石川麻呂)を暗殺してしまったということがあるのだろう。このことに懲りて、配偶者のある女性は日本国では帝位につけないようになったのかもしれない。

ただし、白村江の戦いは日本国(=ヤマト王権)が喫した敗戦ではなく、藤原不比等が事実上、統一王朝までに育てた日本国に最終的に滅ぼされた旧九州王朝倭国が喫した敗戦だった。

だからあまり日本国ではあまり反省材料にならなず、まるで他人事のような扱いだったかもしれない。

しかし、この白村江は現代日本国が中国に台湾有事への介入という形で戦争を仕掛けた場合の結末を占ううえでの教訓にはなるだろう。
by hiroseto2004 | 2023-01-25 21:51 | Trackback