特養増設、民間で誰も手を上げないなら公設でやったらどうか?
2023年 02月 08日
今日8日は、春闘(地域総行動)の一環で広島市役所と交渉しました。





特養増設を求める我々に市当局は「民間で特養をつくることに手を挙げる法人がない」とやる気がみられませんでした。
市も180床分特養を増やす必要性は認めています。しかし、今期(第8期)の介護保険事業計画(3年おきに更新)では、99床分しか実施できていません。
その理由が「残りの81床分については、公募しても手を上げる法人がなかった」ということでした。
わたしは思わず、
「冗談じゃない。特養が足りないからグループホームにもどんどん要介護5でなおかつ大柄の利用者がしかたなく来られ現場はわやくちゃだ。本来であれば、もっと元気だけど認知症があるお年寄りに対して丁寧な介護をするのが役割。入浴やトイレなど、要介護5の人を前提とした構造になっていないから、そちらに時間がとられ、本来のすべきことができていない。役割分担を機能させるためにも、特養増設を急いでいただきたい。このままでは現場は崩壊だ。」
「尻に火がついたつもりで特養増設に取り組んでいただきたい。」
「特養増設を民間がやらないなら市営でやったらどうか。昔は市で訪問介護を公社でしておられたとうかがっていますが。」とガツンと申し上げてしまいました。
幹部も、慌てて、謝られ
「在宅で24時間サービスを利用するなどして踏ん張っておられる方が多いのは承知している。」
と、特養増設へのさらなる努力は約束していただきました。
by hiroseto2004
| 2023-02-08 22:01
| 介護・福祉・医療
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