さようなら原発ヒロシマ集会が3月11日(土)、原爆ドーム前で
2023年 03月 11日
さようなら原発ヒロシマ集会が3月11日(土)、原爆ドーム前で行われました。
福島原発事故はまだ現在進行で、原子力緊急事態宣言も続いています。
しかし、岸田総理は、老朽原発の運転や、原発の新増設へと暴走しています。
主催者を代表して山田延廣弁護士が挨拶。
「総理はウクライナ戦争でエネルギー不足だから原発、という。しかし、欧州諸国はエネルギー不足の中で再生可能エネルギーへ進んでいるのに日本は原発推進へ向かっている。」
と批判しました。
福島からの訴えとして、大河原さきさん(原発事故被害者団体連絡会事務局)が挨拶。
「国はバイオマスと称して汚染された木を利用しようとしている。また全国で汚染土を再利用しようとしている」
と批判。
「国は放射能を海洋放出しようとしている。沿岸自治体も7割が慎重や反対の決議をしており、太平洋沿岸の国でも反対運動が起きている。ぜひ、福島県知事や原発のある大熊・双葉両町長へのはがき要請に協力していいただきたい」
と訴えました。
さらに
「原発事故は終わっていない。1号機はコンクリートが抜けて鉄骨だけになり、原子炉が
振り子状態だ。震度6弱で崩壊の恐れがあり、そうなれば2011年に起きた以上の事故になる。」
と指摘しました。
また、広島での黒い雨裁判について、フクシマからも連帯して行動していただいたことも
ご報告いただきました。
参加者はその後、中国電力までデモ行進を行いました。
ちなみに、さとうしゅういちは、中国電力経営の介護施設でバイトをしたこともあります。
中国電力労働者の皆様もそういう意味で仲間だと思っています。事故が起きた場合に、
国は責任を取らず、中国電力にのみ責任を負わせることになりかねません。
さとうしゅういちとれいわ新選組は、原発の国有化と国が責任を持っての廃炉、
そして送電網の公的運営を掲げています。中国電力の労働者の皆様にも公務員としてご活躍
いただきますので、安心してさとうしゅういち・れいわ新選組への御支持をご検討ください。