広島の政治をよくするつどい 開く
2023年 03月 12日
「深呼吸して、今の「政治」を語り合う 広島の政治を良くするつどい」に参加しました。
「図書館のあり方」に反する「にぎわい」重視の松井市長
松井市長の暴走が続く広島市中央図書館移設問題。
発表した学校の先生は「図書館は１地方図書館ではなく世界のヒロシマの図書館だ。」。「中央図書館は現在地にあるからこそ平和の発信力がある」と強調。
もうひと方も中央図書館問題に言及。エールエール館移転について情報公開を求めたら真っ黒の文書が出てきたそうです。また「にぎわい」を市長は強調するがこれは図書館のあり方と違うと指摘しました。
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「はだしのゲン」。 削除問題。
議事録に「誤解を懸念する」意見は出ているが「はだしのゲンを止めて他に変えたほうがいい」という結論は出ていない。
議論されないまま削除するのはおかしい。
その後中学校教材の第五福竜丸、高校の中沢啓治さんの被爆体験の核心部分はごっそり抜けている。
そして、中学校では第五福竜丸の代わりにオバマ来広時の写真、被爆二世のインタビューが取り上げられていた。
アメリカと一緒が大事というメッセージに変わった。
戦争の加害や差別性を批判する力を育てない平和教育になっている。
今後も情報が出てくるだろうからそれを踏まえて発信したい。
官製談合事件を中心に広島の教育行政について今谷賢ニさんが報告。
教育長の給料３割2ヶ月自主返納、現部長に処分
教育長が親密なNPO法人に事業丸投げ。
調査費用に三千万円。
監査請求を行った。
官製談合事件、弁護士費用、タクシーについて監査を要求。
図書館が文教委員会から総務委員会になっていた。これは法律改正による。
首長の意向がストレートに反映。
教育長も昔は教育委員長の部下だった。
しかし、教育長がすべての権限を持っている。
そして、首長しか処分ができない。
教育大綱は首長がつくることになった。
教育基本法の理念を活かす余地はなくなっている。
はだしのゲンについても実は教育委員会が平和教材を押し付けるのが問題。本来は教育実践をしながら改訂するもの。それを一方的にやるのが大きな問題。
知事や市長言いなりの教育行政が問題だ。
プールも壊れたら修理せずバスで麓の学校に入りに行くがほとんど入る時間がないそうです。これまで指導要領を守れと言ってきたのが何だったのか。
センター方式に暴走する広島市
学校給食の無償化に取り組む新日本婦人の会。
広島は十年後に５ブロックでセンター方式にしたい意向。
給食無償化は４１億円あればできる。
住まい失った親子に冷たすぎる広島市政
子どもの貧困化については反貧困ネットワークから報告。
同ネットワークではシェルター支援をされている。今日まで２０００人おられる。二十代~四十代男性が解雇と同時に住まいを失う人が多い。ｄｖから逃げた母子や高齢者も増えている。
労働政策の見直しや社会保障の充実を。
中学生が親代わりに手続きなどしている家庭がある。
住所が定まらないと広島市の場合は行政サービスにつながらない。
広島市はシングルマザーに冷たすぎる。
広島の都市づくりはわや
二葉山トンネルを考える市民の会の越智俊二さんは断じます。
二葉山トンネルは工事中断。２０２０年予定がのびのびに。費用もバク増。トンネル掘るカッターが故障しまくり。
不可解な事業費増額。
８７億どころか３４５億円。
壊れやすいカッターをわざわざ使っていた。
施工管理委員会で誰も問題にしない。
委員は外環道の委員と同じ。
シールドマシンは騒音規制の対象ではない。
団地で異常隆起。
委員会は上のことに感知せず。
ひび割れまくり。
四十年間→92年後に無料化先延ばし。
上安では盛り土崩落。
汚染水も出る。
熱海よりも大きな盛り土。
段切せず滑りやすい。
水平振動のみ対象。
140ガル。
山地形では増幅されやすい。
盛り土上部ではよく揺れる。
豪雨にも弱い。
G7広島サミット翼賛体制になっている。
法的な根拠もなく、市民の行動を制限。
ねらい・効果 現在の体制を肯定し、無批判に従う
風潮を拡大。
中央官僚出身の首長。
湯崎県知事 通産省、自公民推薦
松井広島市長 厚労省 自公民推薦
枝広福山市長 財務省 自立公民推薦。
中央政府の政策を忠実に実施し、県民・市民福祉を軽視。
湯崎知事は四期目でやりたい放題。
松井市長は開発行政に邁進。
議会が機能していない。知事・市長の翼賛機関に。
平和行政 ２０２１年６月 日本国憲法なき【平和推進基本条例】核兵器禁止条約の締結・批准も求めない。
県民・市民は各分野ではよく取り組んでいるがそれらの力が
一つになっていない。各課題についての認識が共有できず。
労働運動も生活課題に取り組むべき。
