ワクチン接種は今年度中は無料 県が「5類」移行後の対応
2023年 04月 25日
ワクチン接種は今年度中は無料、とのことです。
新型コロナの感染症法上の位置づけが、現在の「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行することを受けて、県は移行したあとの対応について発表しました。
これは湯崎知事が25日の記者会見で明らかにしました。
それによりますとまず、発熱などの症状がある患者については、県が指定している特定の医療機関での対応から、ほぼすべての医療機関で診療を受けることができる体制に移行します。
入院の体制についても、確保病床をことし10月までに段階的に廃止することにしていて、今後は指定の医療機関から幅広い医療機関で入院ができるようになります。
一方、感染者に対して、外出の自粛要請や保健所の健康観察は終了するほか、宿泊療養施設や自宅療養者に対する食料品などの生活支援も廃止されます。
ただ、健康相談のための県のコールセンターは引き続き設置されることになっています。
また、移行後は、医療費を原則、自己負担とするものの、当面は国の制度にもとづいて、高額な治療薬の費用は公費でまかなわれます。
さらにワクチン接種については、今年度中は無料で接種することができます。
湯崎知事は「これまで現場で医療従事者などの皆さんがみずからの感染リスクを負いながら対応してもらった。事業者には飲食などを中心にして休業してもらい、県民にも外出自粛といったようなご協力を頂き、オール広島でなんとか乗り越えていくことができた。引き続き重症化リスクの高い人を守る取り組みを継続するとともに、以前の日常に戻れるよう対応を進めたい」と述べました。
by hiroseto2004
| 2023-04-25 19:09
| 新型コロナウイルス
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