文化の担い手・自治体の学芸員の非正規率43% 若者使い捨てでいいのか?
2023年 05月 06日
https://youtu.be/oUAUM3B8XK8
国の責務 憲法25条 健康で文化的で最低限度の生活を保障。生活保護や医療とか介護などの社会保障だけでなく文化水準も保障しないといけない。憲法25条を具体化するために、ケースワーカーや医療労働者、介護労働者や保育労働者などとともに、学芸員労働者も大事。25年間で予算が半減。文化の担い手としての学芸員。非正規率43%。さとうしゅういちは、県庁の正規職員時代から非正規公務員、非正規公共労働者の多さに危機感を持ち、労働争議・裁判闘争を支援。https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/202304221a.html学芸員の労働環境も深刻なものになっています。関東の公立博物館で学芸員をしている女性です。非常勤の学芸員としておよそ15年働きましたが、給料は上がらず、月の手取りは16万円ほどでした。学芸員の女性「アルバイトを何件も掛け持つのは当たり前という業界です。多い年は1か月に5個くらいアルバイトしていました。生活の不安は本当に拭えないですね」数年前、正規の職員として採用されましたが、人手が足りず、先月の休みはわずか3日でした。学芸員の女性「文化財を知ってもらったり、活用してもらったりするのは大事なことだと思いますが、これだけ変化が求められている業界なのに、それを担う人材が不足していることに関しては、非常に危機感があります」地方の公立博物館などの予算はこの25年で半減。厳しい財政事情が学芸員の雇用に影響していると専門家は指摘します。法政大学 金山喜昭教授「学芸員の非正規職の割合が43%もあるんですよ。その多くは若年者です。専門職の非正規率がそれだけ高いということは、博物館の人的資源が枯渇していくということが懸念されます」
by hiroseto2004
| 2023-05-06 17:04
| 文化
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