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県政にガツンとモノ申し、何があっても心配しないで良い広島を


by hiroseto2004

不適切保育、法改正と余裕ある人員配置を

https://youtu.be/wjNWZkojGK0
はじめて実態が明らかに。
高齢者施設と違い、通報義務はなかったというのもある。
法改正とともに、余裕ある適切な人員配置を
○正規・非正規にかかわらず、すべての福祉職員の賃上げをすすめ、全産業平均を上回る賃金水準にしてください。
○利用者に必要な支援を保障し、福祉職員の労働条件を改善するために、常勤の職員を増やしてください。
「不適切な保育」保育所で去年914件 施設全体では1316件確認
保育園長「余裕ある人員の配置が大切」
「不適切保育」につながりかねない場面に接したことがあるという保育園長に話を聞きました。
千葉県八千代市にある勝田保育園で園長を務める丸山純さんは、トイレに行きたくないと言う園児と、行ってもらいたい保育士との間で、大きな声でのやりとりになっている場面に出会ったことがあるということです。
その時は、丸山さんが園児を引き受ける形をとり、保育士から離したことで落ち着いたということです。
丸山さんは「不適切保育」はあってはならないとしたうえで「子どもと1対1で対応する時は、どうしても気分が高ぶってしまうことがある。その時、保育士1人に任せるのではなく、周りの保育士とお互いにフォローし合えるような関係性があれば不適切な対応になるのを未然に防げると思う」と話していました。
そのうえで「そのためにも今の保育士の人数の基準では一人一人の子どもの主体性を大切にした保育を行うことは難しいのではないか。保育士たちがお互いに助け合えるように余裕ある人員の配置が大切だ」と指摘していました。
専門家「社会全体で子どもの存在に関心を」
保育学が専門の中村学園大学の那須信樹教授は「『不適切な保育』が起こる背景には、忙しさのあまり保育士の間での会話が不足していることや研修に出かけることさえできない実態がある。保育士に時間的なゆとりを持たせるとともに、技能向上のために研修に行くことを後押しするなど支援が必要なのではないか」と指摘しました。
そのうえで「保育園は保護者や子どもとの関係性の中で成り立つものなので、保護者も園の実情にもっと関心をもって接していくことが必要ではないか。また、街で子どもたちと先生が散歩をしている様子を見たらひと言かけたり温かく見守るなど、社会全体で子どもの存在に関心を寄せていくことも求められている」と話していました。

by hiroseto2004 | 2023-05-13 07:48 | 介護・福祉・医療 | Trackback