広島瀬戸内新聞ニュース号外 放課後児童クラブ ただでさえ人手不足の労働者にしわ寄せ有料化に伴う「サービス向上」

https://youtu.be/dRA2Wr-RB7k

本日は所属する労働組合(広島自治労連)の中央委員会でした。
執行部(幹部)が提案する議案に対して、組合員が質疑応答の形で討論をするものです。
従ってわたしは、組合員＝代議員＝の皆様の声を聴かせて頂く側でした。
一番強烈だったのは学童保育＝広島では放課後児童クラブの惨状です。

NHKさんも昨日報道しましたのでホットな話題ではあります。

【解説】学童保育から見える今の子どもたちの居場所 - ＃これからの育児 - NHK みんなでプラス
60人もの指導員の欠員があるそうです。
一方で、2023年度から有料化したので、アリバイ工作的に松井市長がサービス増強を打ち出しました。

放課後児童クラブのサービス向上策について - 広島市公式ホームページ｜国際平和文化都市 (hiroshima.lg.jp)
それにより、何が起きたか。きつくてすぐやめていく人続出と言うことです。

サービス増強、子育て支援。どの政治家も言います。

しかし、現場の執行体制には誰もといっていいほど責任を持ちません。

もともと、新自由主義・軍事優先の国政与党はもちろん、この問題のA級戦犯です。

しかし、野党の議員も、サービス増強は言っても、人手不足を何とかするという話は

そこまで熱心ではない。

これは、野党も一定程度恵まれたサービス利用者を基盤としているということも影響しているかも

しれません。言うなれば野党支持者の皆様にも、公共サービスを利用するというより、消費者である

という意識があるのでしょう。しかし、現場で働く人をないがしろにしていたら、サービスが崩壊

してしまいます。

介護の現場でも、介護職員の6割が65歳以上という事業所もあります。

このままだと数年で崩壊してしまう、という危機感もわたしも所属する

介護関係の労組の代議員からありました。