被爆体験集「木の葉のように焼かれて」最新集が完成

今年も刊行されます。

被爆体験集「木の葉のように焼かれて」最新集が完成｜NHK 広島のニュース



被爆した人たちの手記などを集めた被爆体験集、「木の葉のように焼かれて」の最新集となる第５７集が完成し、担当者が思いを語りました。

被爆体験集、「木の葉のように焼かれて」は、新日本婦人の会広島県本部が昭和３９年からほぼ毎年刊行していて、これまでにおよそ８００人の被爆者や被爆２世などが手記を寄せています。
１４日、広島市役所で最新集の発表会見が行われ、このほど完成した第５７集がお披露目されました。
第５７集には、７歳で被爆し２５歳で白血病で亡くなった末次君子さんの闘病生活をつづった体験記など、聞き書きも含めて１５人の被爆者の話や遺族からの話などあわせて１９人の手記が掲載されています。
新日本婦人の会広島県本部の森眞理子会長は「原爆を落とされて７８年がたち、被爆者の年齢も高くなって時間との戦いがある。被爆体験を知らせることの重要さを改めて訴えたい」と話していました。