赤ちゃん遺体遺棄の罪に問われた母親に執行猶予つき有罪判決
2023年 08月 04日
執行猶予付き判決。当該技能実習生にはスクラムユニオンさんが支援をされています。
罪は罪としても、こういうことが起きないような体制整備が必要です。
今の技能実習生制度は少なくとも廃止すべきでしょう。きちんと日本人同等の条件を保障する
ことです。
ことし2月、東広島市の畑に出産してまもない赤ちゃんの遺体を埋めて遺棄した罪に問われた、ベトナム国籍で技能実習生の母親に対し、広島地方裁判所は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
当時19歳だった技能実習生の被告は、ことし2月、東広島市安芸津町の空き地の畑に穴を掘り、出産してまもない男の赤ちゃんの遺体を穴に埋めて遺棄したとして死体遺棄の罪に問われました。
広島地方裁判所で開かれた裁判で、母親は「間違いありません」と述べて起訴された内容を認めました。
このあと検察が「妊娠しても帰国させられることはないと分かったはずなのに、策を講じることなく遺体を埋めていて尊厳を傷つける行為だ」として懲役1年6か月を求刑したのに対し、被告の弁護士は執行猶予のついた判決を求めました。
裁判は即日結審して判決が言い渡され、藤丸貴久裁判官は、「被告は赤ちゃんが産まれてから10日ほどたって遺体を埋めることを決めている。社会経験が浅く、日本語も堪能ではない中で妊娠を言い出せなかった経緯に多少同情できる面はあるが、行動は短絡的だ」と指摘しました。
その上で、「支援者による今後の支援も期待できる」として、懲役1年4か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
当時19歳だった技能実習生の被告は、ことし2月、東広島市安芸津町の空き地の畑に穴を掘り、出産してまもない男の赤ちゃんの遺体を穴に埋めて遺棄したとして死体遺棄の罪に問われました。
広島地方裁判所で開かれた裁判で、母親は「間違いありません」と述べて起訴された内容を認めました。
このあと検察が「妊娠しても帰国させられることはないと分かったはずなのに、策を講じることなく遺体を埋めていて尊厳を傷つける行為だ」として懲役1年6か月を求刑したのに対し、被告の弁護士は執行猶予のついた判決を求めました。
裁判は即日結審して判決が言い渡され、藤丸貴久裁判官は、「被告は赤ちゃんが産まれてから10日ほどたって遺体を埋めることを決めている。社会経験が浅く、日本語も堪能ではない中で妊娠を言い出せなかった経緯に多少同情できる面はあるが、行動は短絡的だ」と指摘しました。
その上で、「支援者による今後の支援も期待できる」として、懲役1年4か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
by hiroseto2004
| 2023-08-04 12:25
| ジェンダー・人権(労働問題)
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