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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

国際シンポジウム 核兵器放棄が一番早い大国は英国?

【核放棄が最も早い保有国は英国か?】
8月5日午後は、『被爆78周年原水爆禁止世界大会・国際シンポジウム 核兵器廃絶に向けた道筋を描く』に参加しました。

広島市の秋葉前市長は、広島ビジョンに核兵器廃絶も被爆者も核兵器禁止条約もない、と厳しく批判。
その上で、そもそも、1945年8月10日に当時の日本政府が原爆投下に抗議したけれども、抗議はその
一回だけで、原爆投下の責任者で、東京大空襲で有名なカーチス・ルメイ大将に勲章まで与えてしまう
始末で、日本政府にはそもそも核を批判するという発想がないと指摘しました。

イギリスの平和運動CNDは、まず、イギリスが自分から核を手放すことをめざしているそうです。スコットランドが独立(連合王国から離脱)すれば、イギリスの核の主力である潜水艦の基地はスコットランドにあるのでイギリスは核兵器を失います。
一方で、スコットランドの人たちの多くは核を手放すことを望むんでいますので、スコットランド独立はイギリスという核保有国が消滅することを意味するそうです。時々ニュースで出てくるスコットランド独立運動というのはこういう意味もあることを確認しました。

韓国の『参与連帯』の方は、G7広島サミットで日韓首脳が韓国人慰霊碑を一緒に参拝して(日本政府がお詫びの姿勢を堅持した)のはよいが、手放しでは歓迎できない、と日米間の各共同体に「日本による韓国へのお詫び」が使われていることに懸念。また、そもそも、米韓が軍事演習をストップしていた時期は、朝鮮も核実験やミサイル発射を中断していたということに注目すべき、朝鮮戦争の終戦が大事だ、とおっしゃいました。北朝鮮怪しからん、一辺倒ではなく、米韓の威嚇と朝鮮のミサイル発射は裏表だということが大事だということですね。
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by hiroseto2004 | 2023-08-05 17:45 | 反核・平和 | Trackback