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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

北東アジア非核地帯で安全保障環境改善し、日本も核兵器禁止条約に

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午前中は平和と核廃絶Ⅰ 世界の核兵器廃絶に向けて に参加しました。
ピースデポの湯浅一郎さんは、「米ソ冷戦で相互不信の悪循環で核軍拡が進んだ。冷戦が終わると核軍縮が進み冷戦末期と比べると核兵器は7万発から12000発に5分の1になっている。」指摘。「軍事力による安全保障のジレンマ」が典型的に示されている、としました。
「軍事力による安全保障のジレンマ」とは相互に軍拡すれば結果として際限のない軍拡競争を繰り返す悪循環にはまりこむことです。
現在はロシアのウクライナ侵攻がそういう構図を引き起こしています。
一方で、湯浅さんは核兵器禁止条約とNPTという2つのトラックが並走する新たなステージに入った、と希望も示しました。
核兵器禁止条約は核兵器を禁止し非合法化する初の条約です。
そして核兵器禁止条約が始まった今こそ、東北アジア非核地帯条約をと訴えました。
東北アジアには朝鮮半島の分断と中国の海洋進出による米中対立という2つの対立構造があり、日本はこれを「厳しい安全保障環境」だとして核兵器禁止条約に反対している。
しかし、そうであるならば、東北アジア非核地帯をつくることで安全保障環境の改善に踏み出すべきだと湯浅さんは強調します。
北東アジア非核地帯構想は朝鮮戦争集結とともに朝鮮半島と日本に対して米中ロが消極的安全保証(核攻撃をしない)をすることで北東アジアの緊張緩和をしていくことです。
これにより朝鮮半島2国と日本も核兵器禁止条約に入りやすくなります。


by hiroseto2004 | 2023-08-05 18:28 | 反核・平和 | Trackback