【広島瀬戸内新聞ニュース号外8月14日】上関町長、死の灰=核のゴミ『中間』貯蔵施設容認へ 震源地は第二次世界大戦同様の国の無責任体制
2023年 08月 14日
台風7号に警戒。すでに紀伊半島暴風域。
また、台風直撃の近畿以外でもすでに東北(岩手)、関東西部山沿い甲信、東海などで大雨。
新幹線明日は名古屋―岡山計画運休。https://tenki.jp/radar/
上関町長が本日の議運で18日にも、中国電力と関西電力共同での死の灰=核のゴミ『中間貯蔵』施設調査で結論の意向。議会では推進派が多いことから容認の意向を示すものとみられる。
しかし、そもそも、この問題は、岸田政権の自称GX法により、中国電力島根原発2号機や関西電力の高浜原発再稼働が推進されることにより増える核のゴミをどうするかということ。特に、関西電力は福井県から核のゴミを県外へ出すように迫られている。国策の問題である。
上関町議会10人と町長1人、合わせて11人の短期間での議論にゆだねるべき性質の問題でもない。
国が原発を推進しながら、結局責任を取らないところに問題がある。第二次世界大戦と同じ無責任体制。
中国電力には、「上関町に使用済み核燃料貯蔵施設をつくるな」と意見を伝えましょう。
◆破綻した核燃料サイクルのための「中間貯蔵施設」は不要
◆「中間貯蔵施設」はまやかしで「永久貯蔵施設」です。
中国電力株式会社 中川賢剛社長 宛
★手紙で:〒730-8701 広島市中区小町 4-33
★電話で:082-241-0211
★FAX【 ■ 082-504-7006
☆メールで: http://www.energia.co.jp/ の「ご意見・お問い合わせ」ヘ
気候変動対策と称して核のゴミを増やすな
今年の夏は異常に暑い。だから気候変動対策だ。GX(グリーントランスフォーメーション)だ。だから原発は仕方が ない。そう思ってしまう方も少なくないかもしれません。
しかし、実際には、無理に老朽原発を再稼働してまで核のゴミをこれ以上増やす必要はありません。例えば再生 可能エネルギーと電気が余っているときに蓄電しておく技術、あるいは、IT 技術を活用したスマートグリッドを組み 合わせれば、原発は不要になります。そもそも、瀬戸内海でも四国電力の伊方原発から出る温排水が海水温を上 げていた実態もあり、原発は気候変動対策の切り札にはなりません。
自称 GX 法、老朽原発維持・原子力村税金投入法は廃止し、国が責任をもって原発の後始末をすべきです。そも そも、原発を国策で進めておきながら、電力会社に中間貯蔵施設という形で対応を投げているのも問題です。
総理官邸へのご意見
by hiroseto2004
| 2023-08-14 22:02
| 事故・災害・事件
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