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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

「意識高い系」中身は平成と昭和の悪しきハイブリッド 湯崎広島県政と長谷部渋谷区政

「意識高い系」中身は平成と昭和の悪しきハイブリッド 湯崎広島県政と長谷部渋谷区政

「意識高い系」というのが平成末期、すなわち2010年代に流行した。見せかけだけはうまくて中身がない、ということで、半ば冷やかしの意味合いも特に時代が下れば下るほど強くなった。

広島県の湯崎英彦知事や、渋谷区の長谷部健区長もその典型例だろう。

一見、進歩的に見えるが、中身はボロボロなのだ。それでも、進歩的な外見に騙されて、進歩的な人たちも一定程度支持してしまう。

湯崎英彦知事なら平和記念式典でのそれなりに素晴らしい挨拶。長谷部健区長なら、全国で最初に取り組んだ同姓パートナーシップ制度だ。

だが、政治の中身はボロボロだ。
湯崎知事は、水源地ど真ん中の産廃処分場の許可取り消しを命じた判決を控訴。汚染水が流出しているにもかかわらず、何ら実効性のある措置を取ろうとはしていません。県民に敵対し、東京の産廃業者を庇っています。
湯崎知事は、県立の新たな叡啓大学をつくるも定員割れ。こんなことなら、兵庫県が発表したような既存の県立大学の県民への無料化をやった方が良かっただろう、というレベルの話です。
知事が任命したリクルート出身の平川教育長は官製談合事件を起こし、現場を振り回してばかりです。他方で、非正規の先生が1000人以上いるのに、その待遇改善には知らぬふりだ。
総じて、昭和の古臭い産廃行政と、平成の冷酷な新自由主義のハイブリッド。これが湯崎県政の正体だ。

渋谷区の長谷部健区長は、野宿者を公園から排除。そうした中、清掃ボランティア活動に熱心な男性区民が、バス停で寝泊まりしていた広島出身のの女性野宿生活者を惨殺した上、獄中で自死するという事件が起きた。被告人の男性区民は、間違いなく、公園から野宿者排除という長谷部区長を忠実にまねただけではないのか?
さらに、ご承知の通り、長谷部区長が博報堂時代の上司を副区長に任命し、その副区長が女性区議に暴言を吐いて退陣した。
また、長谷部区長は女性トイレの削減という意味不明の施策も行っている。
長谷部区長もまた、平成の冷酷な新自由主義と、昭和の田舎政治的な身内びいきの両方のハイブリッドが本質だ。進歩的なイメージとは本来正反対の実態がある。

そして、湯崎知事は、10億円をかけて渋谷区などと連携する事業を実施。しかし中身は、広島の中学生と渋谷の中学生がダンスをしているのをネットでつなぐだけとか、そういう別に大がかりなことをしなくてもできるような話ばかりだ。要は湯崎知事の趣味に、渋谷区の企業がお金儲けで乗っかっただけだ。

意識高い系というのが始末に悪い。これが、森元総理とか麻生太郎さんのような感じの方なら、批判しやすいし、マスコミもすぐぶっ叩いてくれるから、比較的事態を改善しやすい。

しかし、意識高い系相手は、そうではない。「意識高い」ように見えるけど、実はこれこれとんでもない男なんですよ、と一人一人に申し上げると、「えー!知らなかった?!」と驚かれることが多い。

 湯崎知事は、平和記念式典で、ご立派な挨拶をしながら「ははは、広島県民をだますなんぞちょろいもんだ」とあかんべーしておられるのではないだろうか?
by hiroseto2004 | 2023-08-21 23:53 | 広島県政(広島県議会) | Trackback