処理汚染水と中国側の過剰な抗議行動 岸田・習双方の求心力向上?!
2023年 08月 28日
中国の習近平政権は、恒大集団の破産で、岸田政権もマイナ保険証問題含めた失態で
ピンチにある。
そうした中で岸田政権が処理汚染水海洋放出を強行。
これに対して中国政府が日本の水産物の禁輸を行った。
ここまでは中国政府の主体的な判断であり、想定外だと慌てている日本政府の方が
間抜けとしか言いようがない。
ただ、それに加えて、抗議の電話が日本の原発とは関係ないような施設に中国側(と思われる発信源から)
殺到している。
こうなると、これは、岸田政権の求心力回復策に悪用されてしまう。
また立憲民主党の泉代表も処理汚染水放出を批判するどころか肯定し、中国批判一辺倒になっている。
他方で枝野前代表は岸田政権の無策を批判し、処理汚染水放出にも批判的なコメントを出した。
おそらく、習近平政権も中国が日本以外の国際社会でも悪者になる寸前で、締め付けて
嫌がらせをストップさせると予想できる。中国はそういう国だ。反日もいつ過激化の末反政府になるか
わからないからコントロールするだろう。
一方、日本では反中の勢い余って冷静な議論ができなくなりつつある。
しかし、中国以外でもマーシャル諸島=戦前は日本の委任統治領だった=がすでに海洋放出に反対決議
を出している。
また、この機をとらえ、ロシアが中国に水産物を売り込もうとしている。
by hiroseto2004
| 2023-08-28 21:16
| 国際情勢
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