広島瀬戸内新聞ニュース号外9月21日 県の強硬な市町村合併が招いた尾道市民同士の分断 小中統廃合・新校舎問題
2023年 09月 21日
https://youtu.be/3e324ApVwfs?si=gTk5q6yFqnT6FPVp
鹿砦社通信に以下の記事を掲載いただきました。
「一応」平和都市・呉のシンボル日本製鉄「呉製鉄所」72年の歴史に幕下ろす! 向こう10年で民主的な議論で跡地活用策定を! さとうしゅういち
◆製鉄所は「一応」平和都市としての再出発の象徴
◆1975年頂点に転落、呉と広島の経済
◆広島市民としても呉には踏ん張ってほしい
◆寺田稔議員は病院船誘致というけれど……
◆筆者の案は「再生可能エネルギー」ないし「食料生産」基地
◆民主的議論を経た住民投票で跡地活用策決定を
20日開かれた尾道市議会の本会議で、尾道市中心部の小中学校統廃合案が強行可決されてしまった。
統合に賛成する議員は、土堂小学校の地域を中心に反対が多いことについて、「『市の中心部だけ残せ』というのは周辺住民の理解は得られない」と述べたそうだ。
これは冷静な議論とは言えない。そもそも、統廃合のために新しい校舎を建てることに64億円もかけることがどうか、ということが大きな問題だ。
せっかくでかい校舎をつくってもしばらくすれば生徒減少でガラガラになる。同じガラガラになるなら下手につくらないで、とくに土堂小学校など伝統ある校舎に耐震補強するくらいで良いだろう。
たしかに、広島県内では以下のようなことが背景にある。前知事の藤田雄山=故人=は全国でも異常なスピードで市町村合併を推進。尾道市だけでなく、三次市や庄原市、三原市、東広島市、呉市、廿日市市など多くの市が周辺地域を吸収合併してきた。その結果、例えば、尾道市なら中心部である旧尾道市にはそれなりに若い人が文化的な街を好んで移住してきているが、一方で吸収合併された旧市町はサービスカットも相次ぎ不便になって衰退している。
そういう中で、ひょっとしたら、周辺部に中心部へのジェラシー的なものが出てしまっているのかもしれない。
だが、では、中心部を小中学校統廃合などで不便にしたらどうなるか?中心部に移住してくる若手が減るだろう。中心部が衰退すれば、周辺部の産業も打撃を受ける。良いことはない。
しかし、合併で、周辺部と中心部に分断が生じてしまったのも事実だ。政治的にはおそらく、周辺部の人は中心部の小中学校存続に納得できないだろうし、だからこそ議員もそれを受けた投票行動をしたのだろう。
こんなことになってしまったのも、強引な市町村合併を勧めた広島県に責任がある。例えば、県が安易な学校統廃合はお勧めしないという立場をとり、例えば戦前からの伝統ある校舎の耐震化にもっと補助を出すとかすればまた違うだろう。
第24回9月22日(金) オンラインおしゃべり会さとうしゅういちと広島の政治にガツンと物申す
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by hiroseto2004
| 2023-09-21 07:12
| 広島県政(広島県議会)
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