広島瀬戸内新聞ニュース号外9月29日 給食停止騒動、一定の収束も入札制度改革が必須/水俣病大阪訴訟原告全面勝訴
2023年 09月 29日
食事提供停止 県立高校4校も来月中旬以降再開で調整
「やっと認められた」水俣病特措法対象外の鹿児島県出身者ら救済 国などへ賠償命令
水俣病の症状があるのに救済を受けられなかった人たちが国などを訴えた裁判で、大阪地裁は27日、鹿児島と熊本出身の原告全員の訴えを認めました。原告には、鹿児島県阿久根市出身の女性もいました。
「勝訴です、勝訴、勝ちました」
(阿久根市出身の原告 前田芳枝さん)「本当にどれだけ大変な人生を歩いてきたか、分かってよって」
水俣病は、1956年に公式確認された四大公害病の1つです。熊本県の企業・チッソがメチル水銀を含む排水を海に流したことにより、汚染された魚介類を食べた住民らが、手足のしびれ、耳鳴りなどの神経障害を発症しました。
国は2009年、症状がありながら認定されていない人を救済する特別措置法を施行。対象となったのは、鹿児島県内では、現在の出水市、阿久根市、長島町の一部で、「地域」や「年齢」などによって対象外となった人もいます。
そのうちの一人、大阪府の前田芳枝さん(74)。鹿児島県の阿久根出身です。
「これが一番つらい。字を書くことがなによりつらい」
手の震えや感覚障害などに長年苦しんできました。
(前田芳枝さん)「つらかった、うそまでついて、けがしているから書けないんだって、認めてよって」
2014年に医療機関で水俣病と診断されましたが、特措法で設けられた救済策の申請期限はすでに過ぎていました。
前田さんら、特措法の救済から漏れた原告128人は、国などに賠償を求めて提訴。
大阪地裁は27日、症状などから原告全員を水俣病と認定。賠償請求権も消滅していないとして、一人当たり275万円の賠償を国などに命じました。
同様の訴訟は、東京、新潟、熊本の3つの地裁でも起こされていて、今回が初めての司法判断となりました。
県内在住者が半数以上を占める熊本訴訟の原告も、全国最初の司法判断の内容を歓迎しました。
(熊本地裁訴訟の原告 鹿児島県出水市の谷添政一さん(68))「熊本の裁判も力を合わせて勝利を勝ち取ろうと思っている。1人残らず救済してほしい」
(弁護士 高峰真さん)「主張・立証の構造は、今回の近畿訴訟も熊本訴訟も同じ。公正に判断してもらえれば、熊本訴訟でも同じ結論が出るのではないかと思う」
熊本訴訟の判決は、来年3月22日に言い渡されます。
第4回子ども食堂 きっず☆庵
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カラオケ・生活お困り相談
担当 池脇 090-5264-6511
◆第25回9月29日(金) オンラインおしゃべり会さとうしゅういちと広島の政治にガツンと物申す
当日、ご参加が難しい方も、コメント欄やメッセージ、メール hiroseto2004@yahoo.co.jpなどへ、ご意見をぜひ、よろしくお願いいたします。22時終了が目安です。よろしくお願い申し上げます。
会見中は基本はマイクをミュートにしていただき、ご発言の際に解除してください。もちろん、音声のみ、チャットのみのご参加もいただけます。以下からどなたでもご参加いただけます。入退室ご自由です。
主なテーマ 定例県議会、市議会開会
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by hiroseto2004
| 2023-09-29 07:34
| 環境・街づくり
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