広島瀬戸内新聞ニュース号外11月5日 国鉄分割民営化の必然・不便になるのは芸備線廃止だけではない/子ども食堂 きっず☆庵 参加御礼
2023年 11月 05日
https://youtu.be/FVoMc3b4eXU?si=MTGg2THyCCVmPiKG
県内のJR線。不便になるのは芸備線廃止だけではありません。
古市橋駅でも9月末いっぱいで窓口が廃止されました。
人手不足を理由にしています。
ただ、国鉄を分割民営化した時点でわかっていたことです。
1987年の分割民営化時点ではネットワークは維持すると、政府は強調していました。
ところが実際には、どんどん廃線が進んでいます。県内でも可部線の可部以北が2003年に廃止され
さらに三江線も2018年に廃止されました。
そして、サービスの低下も明らかです。昔は、多くの駅で直営の駅でした。これが外部への業務委託になり、
さらに古市橋のように窓口そのものを廃止することになりました。
可部線は輸送密度が高く、JR西日本管内では大阪圏内を除けば採算は良い方です。
それでもこの有様です。
通勤時間帯にはたくさんの人が乗降する古市橋駅。窓口廃止で券売機で買えない切符は隣の大町か下祗園へ
行くしかなくなります。
そして芸備線の問題。10月2日にJR西日本が再構築協議会の開催を申し入れましたが、広島、岡山両県知事らは回答期限
の延長を要請しました。
そもそも、分割民営化した時点で、JRは民間企業ですから、儲からない路線を斬り捨て、どんどんサービスも低下させるのは
分かりきったことでした。
小泉政権による規制緩和実施以降、再構築のための協議会ができる以前は、JRが勝手に廃止しても構わない状態でした。
そういう時代が20年続いていたのです。
正直、以下のようなことをしないと存続は難しいのではないか?
・上下分離方式導入。
・物流の2024年問題に備えて貨物・荷物輸送への芸備線の活用。特に山陽本線が例えば南海トラフ地震などの
災害で止まった際の迂回ルートとしての活用。
by hiroseto2004
| 2023-11-05 21:10
| パレスチナ大虐殺
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