今度は南部の箕沖町の工場、イノシシで１人軽傷

福山市では南部の市街地に猪が良く出る異常事態です。

お気を付けください。

福山市の工場にイノシシ出没　１人けが｜NHK 広島県のニュース

８日午前、福山市の工場で５０代の男性がイノシシにかまれて足にけがをしました。イノシシは駆けつけた警察官などが捕獲し、その後、駆除されました。

８日午前９時ごろ、福山市箕沖町のエフピコ箕島工場の敷地内で、「イノシシが工場に入ってきて従業員がけがをした」と警察に通報がありました。
福山市によりますと、血だらけのイノシシが工場に侵入してきて走りまわり、５０代の男性作業員の左足の太ももをかみました。
男性が高い所に避難したところ、イノシシは逃げ、男性は病院に搬送されましたが、軽傷だということです。
通報を受けて駆けつけた警察官と市の職員が近くの別の工場にいたイノシシを取り押さえて地元の猟友会に引き渡し、その後、駆除されたということです。
イノシシは、体長１.２メートルほど、体重およそ７０キロのメスの成獣で、警察によりますとイノシシが工場に侵入する５分ほど前に、工場の近くで「イノシシと車がぶつかった」という内容の通報があったということです。
現場は福山駅から南東におよそ５キロの工場が立ち並ぶ場所です。
福山市内ではことし９月と１１月にも合わせて３人がイノシシに襲われ、けがをしています。
福山市は、イノシシに遭遇した場合はゆっくり後退してその場を離れるよう呼びかけています。