週刊広島瀬戸内新聞ニュース深掘り１１月第二週 子どもには『異次元』ではなく『継続的』な対策を

https://youtu.be/jqEVMNPNEk0?si=6DzmJD9jCQwlDyP2

迷走する岸田総理の子育て支援。

今度は医療保険に上乗せしての支援金制度。

却って、負担増→さらなる少子化になりかねない。

・また、実を言うと、今となっては、日本の少子化は世界的に見てもそう突出しているわけではない。

日本の問題は労働力の流出。特に広島では外国人も含めて流出が多い。看護師や介護士、保育士なども若手・女性ほど日本人もカナダや豪州等で稼ぎに行く。

・支援策のやり方を間違うと却って子育て中の労働者が職場で浮いて居づらくなることもありえるし、安倍政権で実は一定程度子育て支援が進む中で、そういう職場状況も出てきている。

・年配女性労働者が『ずいぶん、いまの若いお母さんは楽になった』などとおっしゃるのもよくうかがう。

・また、現時点でもまだ男性の家事・育児時間は共働きでも国際的に見ても異常に少ない。もちろん、個々の家庭の事情は尊重すべきだが、それにしても異常だ。

この是正は引き続き必要だろう。男性＝父親がしない分のしわ寄せを母親＝女性の職場の同僚にもってくる構造は是正しないと分断が強まる。

・また、子ども期だけお金を撒いても、その子どもが大学、そして社会人となるにつれてつらい社会が待っていたら、意味がない。

奨学金＝借金、ブラックな労働。

保育園の先生や学校の先生のブラックな労働。子どもが希望を持てるだろうか？

人生は子ども期だけではなく、大人の時期が長い。

その時期に希望が持てない社会だったら、子どもだって気づく。

・実は【少子化対策】とか【防衛】とかそういうことはあくまで口実で、国民から金を取ることが自己目的化してしまっている岸田政治。　※本当に防衛というなら外交努力や食料、エネルギー安全保障などへの投資だってもっとしているだろうし。

・大阪維新あたりは、子育て支援充実を年配者叩き、シルバー民主主義批判に悪用し、うまく溜飲を下げてもらってきた。

中央政府がこれをやってしまうと大変なことになる。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/331824/2

もっとも、子育て世帯の全てが今回の政府案を歓迎しているかといえば、それも違う。《子育て世帯は異次元ではなく、継続可能な対策を求めていると思います。個人的には、保育園・子ども園・幼稚園の給食費及び教材費の無償化、小中学校の給食費・教材費の無償化をお願いしたいです》と、唐突な医療保険料への上乗せ案に戸惑う声も目立った。