入所者がゼリー喉に詰まらせ窒息死 一審で敗れた介護施設側が広島高裁に控訴
2023年 11月 17日
11月6日の判決を施設側は控訴しました。
この控訴は当然です。こんな判決を判例として定着させてしまったら
誰も怖くて介護をできなくなります。
ゼリーというのは、口で食べるものの中で最も誤嚥が起きにくくするための
食事です。
それでも誤嚥を防ごうと思ったら胃婁にするしかない。しかし、それだと、味わうという
喜びはないですよね。
大浜寿美裁判長はどういう裁判官なのか?ということはよくわかる判決でした。
裁判所の判断への異論は、ザックリ言うと「国と自治体による制度設計や運用監督の責任」を見逃す片手落ちに問題。制度と監督通りに従ったのであれば、個々の事業者に賠償させるのは道理が通らない。→結論。審理を尽くしたうえで判断を、と願う。行政訴訟なら…
広島市佐伯区の介護施設で2021年7月、入所の90代男性がゼリーを喉に詰まらせて窒息し、死亡したのは施設職員が男性の誤嚥(ごえん)を防ぐ義務を怠ったことなどが原因とし、市内に住む60代の長男が施設を運営する社会福祉法人に3465万円の損害賠償の支払いを求めた訴訟。施設側は17日、2365万円の支払いを命じた一審広島地裁判決を不服として広島高裁に控訴した。
by hiroseto2004
| 2023-11-17 22:39
| 介護・福祉・医療
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