核兵器禁止条約の締約国会議 ２７日から 被爆者ら広島出立

１１月２７日からNYで核兵器禁止条約の第二回締約国会議です。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20231124/4000024283.html

アメリカ・ニューヨークで核兵器禁止条約の締約国会議が開かれるのにあわせて現地を訪れる被爆者が広島を出発し、「核兵器の怖さを訴えたい」と意気込みを述べました。

広島県被団協の箕牧智之理事長は、１１月２７日からニューヨークの国連本部で核兵器禁止条約の第２回締約国会議が開かれるのにあわせて現地を訪れます。
箕牧理事長は２４日午前、ＪＲ広島駅で新幹線に乗る前に取材に応じ「原爆は熱線や熱風で多くの人が亡くなった。そのあとも、放射線被害で苦しんでいる人がいるということを絵や写真で克明に見てもらって核兵器の怖さを訴えていきたい」と述べました。
その上で「私ももう８１歳で体力的にもたないので今回が最後だと思っている。現地の若い人とも話をして本当に切実なところを聞いてもらいたい」と意気込みを述べました。
箕牧理事長は１２月２日までニューヨークに滞在し、核兵器禁止条約の締約国会議を傍聴するほか、会議に並行して行われる、ＮＧＯが主催するイベントなどに参加して被爆証言を行う予定です。