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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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ふじみ野市医師ら殺傷立てこもりの渡辺宏氏無期懲役、医療・介護従事者の安全確保は急務

ふじみ野市医師ら殺傷立てこもりの渡辺宏氏無期懲役、医療介護従事者の安全確保は急務
ふじみ野市で、2022年1月27日、渡辺宏被告人が、要介護の母親の死去の翌日に訪問診療医の鈴木純一Drらを呼びつけ、鈴木先生と、母親の介護を担当していた理学療法士を殺傷したとして起訴されていた事件。さいたま地裁(裁判員裁判)は本日、無期懲役の判決を渡辺被告人に言い渡しました。
渡辺被告人の〈殺意がなかった〉というのは、素人目に見てもやはり苦しい弁解でしょう。〈カッとなって怪我をさせるつもり〉だったなら、用意周到に猟銃など準備したというのは不自然。猟銃の準備には時間がかかります。「カッとなって怪我をさせた」というのであれば、素手か、そこらにある棒とか花瓶で殴りかかったという方が自然です。
ただ、そうした言葉の端々から氏がまったく本気では反省していないというのはよく伝わってきたし、正直、介護従事者として、渡辺氏ほどの人に遭遇することがなくて良かったというのが正直な感想です。
ただ、渡辺氏ほどではないにせよ、過大な要求をされるご家族はいらっしゃいます。
渡辺氏がご苦労をされたはわかります。わかりますが、だからといって、お世話になった医療・介護関係者に銃を乱射するとはいうのは絶対に許せない。
渡辺氏の行動は医療従事者、介護従事者に恐怖を呼び起こすものだ。その結果、きちんとしたサービスを受けられない人も出かねない。
渡辺氏による事件を契機にふじみ野市ではhttps://city.fujimino.saitama.jp/soshikiichiran/koreifukushika/chiikishiengakari/11911.html
ふじみ野市地域の医療と介護を守る条例が制定された。
以下に同条例の逐条解説がある。https://city.fujimino.saitama.jp/・・・/group/24/tikujou.pdf
今回は、たまたま事件がふじみ野市で渡辺氏という人物が起こした。しかし、次はひょっとしたら広島県内で別の人物が事件を起こすかもしれない。それを防ぎ、医療介護従事者の安全を守るにはどうすればいいか?
広島県も含む、全国の自治体でぜひ、同様の条例の制定をすべきだ。もちろん、地域の実情に合わせて、市民、医療関係者・介護関係者の意見を良く聴いてつくっていくべきだ。
わたしも、介護現場の同僚から「(広島県知事に)当選したらぜひ、わたしたちの安全も守ってほしい。」
と要望をいただいている。当然、ふじみ野市の条例も参考にしながら広く県民的議論を経て制定をし、必要な予算措置も講じる。
それとともに、いい加減に、この問題に国も本腰を入れるべきだろう。介護職員の給料アップはショボく、安全確保も不十分では介護は守れない。

by hiroseto2004 | 2023-12-12 21:09 | 介護・福祉・医療 | Trackback