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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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「イスラエルの近衛文麿」ネタニヤフ被告人第三次政権発足から1年 退陣求める声高まる

ネタニヤフ被告人夫妻は、第二次政権(2009-2021)末期、日本の安倍晋三さん・昭恵さんとほぼ同じことをしたとして
イスラエル警察に送検され、起訴されました。妻のサラ元被告人は罰金刑が確定。こうした中で、ネタニヤフ政権はイスラエルの野党共闘に打倒されました。
しかし、野党共闘による政権が1年余りで瓦解してしまい、ネタニヤフ被告人は1年前に極右と組んで再登板します。
そして、2023年1月には司法を、権力に忖度する「日本的な司法」に改革する法案を提出。
だが、極右と組んでしまったために、パレスチナ問題で引っ込みがつかなくなります。
軍部の尻馬に乗ったために日中戦争で引っ込みがつかなくなった近衛文麿とうり二つです。
6月には7500個の入植地建設を決定。7月にはヨルダン川西岸のジェニン侵攻。

一方で、7月には司法改革案を強行可決するなど、軍事ファシスト化を進めました。
こうした中で、ネタニヤフ被告人は、ハマスと奇妙な同盟関係にあったとも指摘されています。
ガザのハマスが強硬姿勢を保って、ヨルダン川西岸のファタハ系自治政府と分断が進めば進むほど、
パレスチナ国家建設が遅れて、ネタニヤフは得をするからです。入植地建設やジェニン侵攻にしても
わざとハマスを暴発するように仕向けたと言われても仕方がない政策でした。

しかし、「10.7」後、戦闘が長引くにつれて、ネタニヤフ被告人への風当たりは国内でも強まり、
それを挽回しようと、ネタニヤフ被告人は戦果を挙げようとするが民間人虐殺で世界からの非難を招く。

さらに、イエメンのアンサール・アッラー政権の参戦も招き、イスラエルは過去最悪の
安全保障と外交のピンチを招いています。

これ以上、戦闘を続けても、結局、民間人の犠牲者が増えるばかり。そして、イスラエル自身にとっても自国
へのパレスチナ人の恨みが深まるだけ。
そして、世界的に見ても、戦闘継続での物流混乱、物価上昇で生活に大打撃。
武器産業以外は誰も得をしないネタニヤフ政権。

いますぐ退陣し、イスラエルには停戦していただくしかありません。


https://www.msn.com/ja-jp/news/world/最右翼政権率いるネタニヤフ氏-退陣求める声強まる-ハマスを-温存-させた張本人と批判される/ar-AA1m7tzR?ocid=msedgntp&cvid=1367b31dccf74c98b76ffd1d2bcc21f4&ei=6 

【エルサレム=福島利之】パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権が29日、発足から1年を迎える。極右、宗教勢力と連立を組み、建国史上、最右翼の政権は、国内の分断を招いた末、イスラム主義組織ハマスの越境攻撃を防げなかったと批判を浴びる。国民から退陣を求める声が強まる中、ガザで戦果を上げ、延命を図る構えだ。

■人質家族も反発

 ネタニヤフ氏は25日、クネセト(国会)で演説し、「軍事圧力なしに100人以上の人質の解放は成功しなかっただろう。我々は戦闘を止めない」と誇った。傍聴していた人質の家族らからは「時間がない。(人質の解放は)今だ」とやじが飛び、演説をしばし中断せざるを得なくなった。

 第3次ネタニヤフ政権は昨年12月29日、自ら率いる右派リクードのほか、極右、超正統派と組んで発足した。極右がヨルダン川西岸で入植者の暴力をあおるのを黙認し、三権分立を脅かす「司法改革」を強引に進めていた最中に起きたのがハマスの攻撃だった。

■対立後押し

 ネタニヤフ氏は戦闘前、ハマスと奇妙な「同盟関係」(主要紙ハアレツ)にあった。ガザを支配するハマスの伸長を見過ごし、西岸を支配するパレスチナ自治政府との対立を後押ししてきた。双方の分断が続けば、思惑通りパレスチナ国家の樹立が遠のくためだ。

 政権発足の際の演説では、「治安の回復」を掲げながらもハマスには一言も触れていなかった。10月末にはSNSに「(諜報(ちょうほう)機関は)ハマスは抑止されていると信じていた」と弁明する書き込みをし、批判を受けた。

 歴代最長首相となっているネタニヤフ氏は、国防やテロ対策を重視した「強い指導者」を演出してきたものの、ハマスを「温存」させた張本人との批判も浴びる。

■選挙なら下野

 世論の風当たりは強まる一方だ。民間研究機関「民主主義研究所」の世論調査(19日公表)では、ガザでの戦闘の終結後、ただちに選挙を求める人は69%に達した。有力紙マアリブ(15日付)の世論調査では、国会(定数120)議員選挙が行われた場合、中道右派の野党「国民連合」が第1党の39議席で、リクードは17議席にとどまる予測となっている。

 ネタニヤフ政権は、国会で過半数(64議席)を握るため、現状では不信任案は成立しない。選挙をすれば下野が確実のため、国会を解散するつもりはない。

 ネタニヤフ氏は、ガザでの戦闘を続け、ハマスに勝利した指導者として国民の信頼を回復したい考えだ。ヘブライ大のギデオン・ラハト教授(政治学)は「ネタニヤフ氏はこのままでは、国内を分断させ、前代未聞の安全保障の危機を招いた史上最低の首相と位置づけられる」と指摘する。

by hiroseto2004 | 2023-12-29 04:55 | パレスチナ大虐殺 | Trackback