イスラエル軍のガザ虐殺続く 国連“人口の40%が飢餓の危機”
2024年 01月 01日
イスラエルによるガザ虐殺が続く。
パレスチナのガザ地区では、31日にかけてもイスラエル軍が地上侵攻と空爆を続け、60人以上が死亡したと伝えられるなど、状況は悪化の一途をたどっています。
現地の国連機関は「ガザ地区では人口の40%が飢餓の危機にあり、毎日が生きるための闘いになっている」と強い危機感を示しています。
パレスチナのガザ地区では、2023年10月7日からイスラエル軍とイスラム組織ハマスの衝突が続き、現地の保健当局はこれまでに2万1672人が死亡したとしています。
イスラエル軍は31日にかけても地上侵攻に加え各地で空爆を行い中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、保健当局者の話として24時間で少なくとも64人が死亡したと伝えるなど、犠牲者の数は増え続けています。
こうした中、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は「ガザ地区は人口の40%が飢餓の危機にひんしている。毎日が食料と水を探す生きるための闘いとなっている」などとSNSに投稿し、強い危機感を示すとともにガザ地区全体で安全かつ持続可能な人道支援の必要性を訴えました。
人口が200万人を超えるガザ地区では、住宅の7割近くが被害を受けたとする分析もあり、住む場所を失った多くの住民は、寒さの中、厳しい避難生活での年越しを余儀なくされています。
by hiroseto2004
| 2024-01-01 00:41
| 国際情勢(パレスチナ情勢)
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