能登半島周辺三つの活断層が連動?!今後の防災対策に難題
2024年 01月 03日
三つの活断層が連動。これは、今後、防災対策をつくる場合に、
考慮しなければなりませんね。一見、異なる系統に見える活断層が連動し、
大規模な地震になり、想定を超える大被害ということです。
広島でも多くの活断層が周辺にありますので他人事ではありません。
筑波大学の八木勇治教授は、今回の能登半島地震で観測された地震計のデータをもとに、地下の断層の動きを解析しました。
その結果、能登半島北部の沿岸付近の長さおよそ120キロの範囲で、40秒余りかけて断層が次々とずれ動いたことが分かりました。
最初に大きく動いたのは、地震発生からおよそ10秒後で、珠洲市の沖合の断層でした。
その12秒後に、輪島市直下の断層が大きくずれ動き始め拡大していきました。
さらに、その4秒後、地震発生から26秒後には、輪島市から離れた能登半島の北東の沖合でも、断層が大きくずれ動いたということです。
断層の形状や、ずれ動いた角度が大きく異なっていることから、八木教授は、少なくとも3つの異なる断層がずれ動いたと考えられるとしています。
能登半島北部の沿岸付近では、複数の活断層の存在が指摘されていて、それらが連動した可能性があるということです。
八木教授は「複数の断層が連動したことで、規模が大きな地震となり津波を引き起こした。中でも、輪島市直下の断層の動きは、飛び抜けて規模が大きく、大きな被害につながったと考えられる。大きな『ひずみ』は解放されたが、活発な地震活動が続く可能性が高く、警戒を続けてほしい」と話しています。
その結果、能登半島北部の沿岸付近の長さおよそ120キロの範囲で、40秒余りかけて断層が次々とずれ動いたことが分かりました。
最初に大きく動いたのは、地震発生からおよそ10秒後で、珠洲市の沖合の断層でした。
その12秒後に、輪島市直下の断層が大きくずれ動き始め拡大していきました。
さらに、その4秒後、地震発生から26秒後には、輪島市から離れた能登半島の北東の沖合でも、断層が大きくずれ動いたということです。
断層の形状や、ずれ動いた角度が大きく異なっていることから、八木教授は、少なくとも3つの異なる断層がずれ動いたと考えられるとしています。
能登半島北部の沿岸付近では、複数の活断層の存在が指摘されていて、それらが連動した可能性があるということです。
八木教授は「複数の断層が連動したことで、規模が大きな地震となり津波を引き起こした。中でも、輪島市直下の断層の動きは、飛び抜けて規模が大きく、大きな被害につながったと考えられる。大きな『ひずみ』は解放されたが、活発な地震活動が続く可能性が高く、警戒を続けてほしい」と話しています。
(引用終わり)
◇異なる活断層の連動という難題
北陸大震災の原因となった地震では、3つの異なる活断層が動いたそうです。これは、今後の防災対策を考える際に深刻な課題を突き付けたと言わざる得ない。
例えば、広島周辺でも
1岩国断層 2五日市断層 3 己斐断層 4安芸灘断層
たとえばこのうちの三つで今回の北陸大震災と同様に同時で地震が起きた場合どうなるのか?
非常に背筋が寒くなるところです。
もちろん、原発立地地域においても、いくつかの断層が同時に動くことを想定すべきでしょう。
by hiroseto2004
| 2024-01-03 21:19
| 北陸大震災2024
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