この冬一番の寒波、23日から25日にかけて県内も大雪の恐れ
2024年 01月 22日
広島県内でも25日にかけて大雪の恐れ。20日は大寒。ここから半月は一年で最も寒い時期です。
その一年で最も寒い時期にふさわしい寒波です。
広島県では、２３日夕方から２５日頃にかけて山地を中心に大雪となる見込みです。積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意してください。
２３日から２４日にかけて、中国地方の上空約５５００メートルには氷点下３６度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。
このため、広島県では２３日夕方から２５日頃にかけて、山地を中心に大雪となる見込みです。特に大雪のピークとなる２４日は、雪雲が現在の予想以上に発達した場合には警報級の大雪となる可能性があります。積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意が必要です。山地では長く降雪が続き日中も気温が低いため、積雪がかなり増えるおそれがあります。また、南部の平地でも積雪となる所がある見込みです。
電線や樹木への着雪やなだれに注意してください。ビニールハウスは倒壊のおそれがあるため注意が必要です。
また２４日は、気温が平年よりかなり低くなる見込みです。水道管の凍結に注意してください。
＜雪の予想＞
２２日１８時から２３日１８時までに予想される２４時間降雪量は、いずれも多い所で、
南部 山地 ２５センチ
南部 平地 ５センチ
北部 山地 ２５センチ
北部 平地 ５センチ
その後、２３日１８時から２４日１８時までに予想される２４時間降雪量は、いずれも多い所で、
南部 山地 ３０から５０センチ
南部 平地 ５から１０センチ
北部 山地 ３０から５０センチ
北部 平地 １０から２０センチ
その後、２４日１８時から２５日１８時までに予想される２４時間降雪量は、いずれも多い所で、
南部 山地 ２０から４０センチ
南部 平地 ５から１０センチ
北部 山地 ２０から４０センチ
北部 平地 １０から２０センチ
＜防災事項＞
積雪や路面の凍結による交通障害、電線や樹木への着雪、なだれ、落雷、突風、水道管の凍結、農作物や農業施設の管理
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雪に関する広島県気象情報」は、２３日６時頃に発表する予定です。
