オルバン首相腹心のハンガリー大統領が辞任、児童性的虐待事件の共犯に恩赦で抗議受け
2024年 02月 11日
デモクラシーが敗北し、オルバン首相が事実上の独裁者と化していたハンガリー。首相腹心のノバーク大統領(元首だが権限は首相より小さい)が、児童性虐待事件の共犯の被告人に恩赦を与えていたとして辞任。やはり、長期政権は腐敗を招きますね。
ハンガリー大統領が辞任、児童性的虐待事件の共犯に恩赦で抗議受け (msn.com)
ハンガリーのノバーク大統領は10日、辞任すると発表した。AP通信などが報じた。ノバーク氏をめぐっては、児童性的虐待事件の共犯として有罪判決を受けた男に恩赦を与えていたことが報じられ、市民から辞任を求める抗議活動が起きていた。
【写真】欧州連合(EU)首脳会議に出席したハンガリーのオルバン首相
ノバーク氏はテレビでの声明で「私は多くの人々を当惑させ、動揺させるような恩赦を与えた」と述べ、判断の過ちを認めた。ノバーク氏は2022年に同国初の女性大統領として就任。オルバン首相に近い立場で知られ、政権に打撃となる可能性がある。
ハンガリーでは実権は首相が握るが、大統領は議会が可決した法案への拒否権を持ち、法案を議会に差し戻せる権限を持つ。(ベルリン=寺西和男)
by hiroseto2004
| 2024-02-11 19:43
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