「男性もカレーくらい作ってほしい」能登北陸大震災50日、持続可能な避難所運営へ調整課題 広島瀬戸内新聞ニュース2月21日
2024年 02月 21日
https://youtu.be/JFc4Nz3CXww?si=F7dEfFkgQ4N9Eyon
「東日本大震災の後、避難所で「男性の運営者によって生理用品の支援物資が断られていた」「男性リーダーに生理用品や下着などの支給を申し出にくかった」、また「性暴力被害にあった」などの声が多数寄せられた。その反省を生かすため、内閣府は「避難所の運営責任者は男女両方」などを取り決めた男女共同参画による「避難所運営マニュアル」を発行している。しかしその反省は今回生かされているだろうか? 被災された方はみな大変だが、その中でも固定化された男女役割分担による男女格差が起きてはいないか?第三者が介入し運営を見直す機会になることが望ましい。」
地理的な状況もあり外部からも女性がボランティアに行きにくい雰囲気は有る・あったとのこと。特にトイレの問題があった。(近県の方)
女性の視点がまだまだ少ない避難所運営。
過去の大震災の教訓だったはずだが。
女性の副知事がおられるが、中央からの出向的な副知事。地元庶民の視点は??
石川・富山など北陸地方の場合は女性の就労率も高いが家事も女性に偏るという実態が・・。
平時も大事。
避難所の炊事「男性もカレーくらい作ってほしい」 女性に偏る傾向、役割固定化に懸念の声https://news.yahoo.co.jp/articles/ac15fa168ecfe4ec0defb88a50c6eef18263cc7d
能登半島地震の発生から1カ月以上が経過し、現地では避難所運営を巡り、一部の被災者に特定の役割が固定化されることへの懸念が高まっている。特に毎日の食事作りは女性に偏る傾向があるという。ボランティアの聞き取りに対し、「男性もカレーくらい作ってくれたらいい」と打ち明ける声もある。民間の支援団体は「持続可能な避難所運営ができるように、役割分担やルール作りの調整役が必要だ」と訴える。
【写真】断水が続く中、避難所で食事を作る女性たち
■日中の避難所に男性がいない
「発災から2~3週間くらいまでは、被災者自身も命を守ることを優先して過ごしていた。1カ月以上が経過した今は、避難所を実際に切り盛りしている人たちの積み重なった疲労やストレスが心配だ」
そう話すのは、これまでに2回、石川県穴水町で避難所運営の支援を行った「男女共同参画地域みらいねっと」代表理事の小山内世喜子さんだ。
東日本大震災以降、「防災にも男女共同参画の視点が必要」という認識のもと、学校での避難所の運営訓練や、各地で女性の視点を取り入れた住民向けの「避難所運営マニュアル」作成などに取り組んできた。
小山内さんらは今回の能登半島地震を受け、1月14~17日と、2月2~5日の2回にわたって、複数の避難所で支援活動を行った。被災者の声に耳を傾けようと、バケツにお湯を張り〝足湯〟を楽しんでもらいながら、対話する試みなどを続けてきた。
小山内さんが最初の訪問のときから気になったのが、日中の避難所の働き手が一部の女性に限られていることだった。
「仕事や家の片付けがあるからなのか、避難所には日中、働き盛りの男性の姿が見えなかった。残っているのは高齢者が多く、体を動かしているのは30~50代くらいの女性らが中心だった」
■洗濯機の導入「誰が管理を…」
発災から1カ月が経過した2回目の訪問の際には、状況がより過酷になっていたという。2次避難先に移動したり、仕事を再開したりして、避難所の女性の働き手が少なくなり、残された人の中で、役割の固定化が鮮明になっていた。
「ちょうど避難所に新しく、洗濯機や簡易シャワー設備が入ったところだったが、女性たちは歓迎しつつも『この管理も私たちがすることになる。人が少ない中、できるのか』と心配していた」と小山内さんは振り返る。
by hiroseto2004
| 2024-02-21 05:16
| 北陸大震災2024
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