PFAS 米軍は「漏出確認したことがない」回答 市はさらに調査など強く要請 広島瀬戸内新聞ニュース号外２月２９日
2024年 02月 29日
弾薬庫以外に原因は考えにくい。
市が米軍に対してさらに強く要請したのは当然。
瀬野川は安芸区、海田町、
黒瀬川は呉市にも関係。
東広島市で有機フッ素化合物「ＰＦＡＳ」のうち有害性が指摘される物質が国の暫定目標値を超えて検出された問題で、県と市は、高い濃度が検出された地点に隣接する水系で新たに調査を行いました。
調査は水路や地下水から高い濃度のＰＦＡＳが検出された瀬野川に隣接する黒瀬川の支流や付近の池の６か所で行われ、県の職員たちが水深を確認したり容器に水を溜めたりしていました。
調査の結果は２週間をメドに出るということです。
これまでに、市内を流れる河川と水路それに、地下水を調査した結果、あわせて１８地点で、有機フッ素化合物の「ＰＦＡＳ」のうち、有害性が指摘される２つの物質の合算値が、国の暫定目標値を超えて検出されていて、高いところでは目標値の３００倍の濃度が検出されています。
市は今後、学識経験者を交えた委員会を設置し、汚染範囲や発生源を特定したいとしています。
一方、高い濃度が検出された地点の近くにはアメリカ軍の弾薬庫があり、市は有害性が指摘される物質の使用の有無などについて国を通じてアメリカ軍に確認していました。
これについて２７日付けで中国四国防衛局を通じ、「県内にある軍の基地の内外で有機フッ素化合物等が漏れ出たことを確認したことがない」などと回答があったということです。
これに対し、市は弾薬庫内で水質検査を実施し結果を公表することや弾薬庫内に原因があると考えられる場合の対応方針を公表することなどを強く要請したということです。
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by hiroseto2004
| 2024-02-29 06:25
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