家賃の高い低いだけが問題ではない エソール広島
2024年 03月 20日
わたしは、エソール広島 essor.or.jp/annai/shokai.hで開講されているエソールひろしま大学の応用講座を2008年度から2014年度、また2018年度にも受講している卒業生です。エソール広島は元々は、今、ヒルトンホテルがある場所にありました。湯崎英彦知事がいわば、ヒルトンホテルに随意契約で売り飛ばした形です。
その代わりに、2018年から広島マツダが保有するおりづるタワーに入居するようになった。ところがそのおりづるタワーの家賃が高額で、しかも、昨年度からは5年契約にすることで、知事与党も含む多くの会派から批判を浴びることになった。正直、そもそも、随意契約でヒルトンホテルのためにエソール広島や警察署があった土地を売り飛ばしたということが大問題である。「安定的に活動する場」が必要なのは事実だが、その安定的な場を奪ったのは知事ではないのか?他方、家賃が高いと批判している県議会側にも反省していただきたい。あなた方がこれまで主導してきた県政の中で、とくに若い女性が県外に流出する傾向が加速しています。広島は女性の(相対的)教育水準が全国一だ。他方で、経済分野では格差が大きい。そうした中で流出が加速している。エソールが、教育水準が高い広島の女性が県外へ流出してしまうような広島県の現状を変えていく方向で有効な活動をしているかどうか。議論すべきだろう。家賃の高い低いだけが問題ではありません。というか、家賃の高い低いだけが議論になってしまうような現状が人口流出が止まらぬ広島の現状を示しているようにも思えます。
コロナでやり方が変わってしまった面はあるとしても、例えば、以前あった応用講座は良かった。
いろいろな課題について他の受講生とよく議論したものでした。
あのころの水準をむしろ今のエソールは割り込んでいるのではないか?
そんなことも問いたいのです。
by hiroseto2004
| 2024-03-20 19:48
| ジェンダー・人権
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