呉母港の「大和」沈没の日に「日鉄跡地問題を考える会」
2024年 04月 07日
1945年4月7日 戦艦大和沈没の日
奇しくもその日に旧海軍工廠だった旧日本製鉄跡地問題を考える会が開催。
野党共闘を推進する新四区市民連合の総会で日鉄跡地問題についての記念講演も行われた。
その後、同じ会場で、新たに一般からの参加者も来場する中で、「日鉄跡地問題を考える会」の設立総会も開催され、ほぼ同趣旨の勉強会や意見交換会が行われました。
明治時代に鎮守府がおかれる。
呉は軍港呉として日清戦争・
日露戦争の出撃拠点に。
海軍の街として栄える。
製鉄所があった場所は海軍工廠。
しかし、1945年4月7日、呉を母港とした大和が沈没。
そして6月から7月の呉空襲で壊滅。
1950年に軍港市転換法が憲法95条の規定で住民投票により成立。
日鉄跡地、防衛省が現在、跡地の購入を提案。
80ヘクタールの海上自衛隊が210ヘクタールに拡大へ。
旧海軍時代に復活、ともいえる。
これを呉市が進めれば軍転法に違反する。
広島県の湯崎知事は、「賛否は明らかにできない」と事実上逃げ。
ボールは呉市長に。
住民投票で出来た軍転法に反することをするなら住民投票で軍転法を廃止しなければならない。
一方で、市民側も対案が必要ではないか、ということも感じる。
どうせ、製鉄所関連設備の解体には10年かかる。
対案で時間稼ぎをして粘るというのも一つの戦略。
また、台湾有事について、米中が闘うなんてあり得るのか?
日本と台湾だけが中国と闘わされるだけでは?絶対に起こさせてはいけない、という趣旨のご意見も会合では出た。
日本製鉄の呉市にある製鉄所の跡地をめぐり防衛省が整備したいとしている「複合防衛拠点」について、多くの人に関心を高めてもらおうという市民グループが、7日、発足しました。
発足したのは、呉市民などでつくるグループ「日鉄呉跡地問題を考える会」です。
呉市内で開かれた総会にはおよそ120人が参加し、この中でグループの実行委員の1人が「呉市民や県民の間には賛成する意見だけでなく、疑問や不安が急速に広まっている」と指摘した上で、さまざまな思いや意見を出し合える場にしていくと、グループ発足の趣旨を説明しました。
そして、今後の活動として呉市に対して「複合防衛拠点」をめぐる説明を求める署名活動を行っていくことや学習会を開いて具体的な問題点を考えていくことなどを確認しました。
市民グループの西岡由紀夫代表は「平和な呉をどうつくるのか、みんなの思いを総会で出してもらった。今後も集会を開くなどして、活動を続けていきたい」と話していました。
「複合防衛拠点」をめぐって広島県の湯崎知事は、規模などの具体的な内容が分からないと賛否は判断できないとして、ほかの選択肢についても引き続き検討していく考えを示しています。
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by hiroseto2004
| 2024-04-07 20:58
| 呉市政
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