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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

#茶番選挙 仁義なき候補者選考 自民腐敗の今こそ野党の党内デモクラシー確立を

#楾大樹 先生の「問題作」=「#茶番選挙 仁義なき候補者選考」を購入し、拝読しております。あけび書房 1320円(1200円+税)。
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「茶番選挙 仁義なき候補者選考」を購入し、拝読 国会議員は本当に「私たちが選挙」で選んでいるのか?

自民党の腐敗は、長年自民党を支持してきた人たちの間でさえ、あきれ果てるレベルに来ています。
また、物価高騰で人々の暮らしが厳しくなる中で、いわゆる「防衛増税」や、さらには「子育て支援金」
と言う名目での増税にも不満の声が高まっています。

一方で、こういうときこそ、本来、バーンと伸びて、自民党をけん制しなければならない
野党が、十分にその役目を果たせていないのはなぜか?

筆者・さとうしゅういちも、2017年~2021年3月まで、地域の「市民連合」の幹部も拝命し、
野党共闘による政権交代を図ったこともあります。しかし、なかなかうまくいかない。
それはいったい何故か?

野党にも、実は、自由闊達な議論、党内デモクラシーというものが弱いからではないのか?
一部の「エライ人」中心の仕組みや体質が染みついているのではないか?
その結果として、党内に不満が鬱積していく。また、政策や戦略も十分に練り上げられてこない。

また、これは広島の特殊事情かもしれませんが、特に野党の「エライ人」が、「外部のお気に入り」
の人ばかりを重く用いて、「地道に頑張ってきた人を大事にしない」ということもあるのではないでしょうか?
とある野党第一党の女性国政候補は、一度負けただけで、総支部長を下ろされてしまいました。
その方は他県から事実上落下傘で来られた方ですが、それでも、県内で3年間頑張って来られたわけです。
一回敗けただけで、候補を外されるというのはどういうことか?!あまりにも人の使い捨てにもほどがあります。

あるいは、これは、野党第一党よりは、野党第一党との共闘を重視しておられる日本最古の左派野党に
主に当てはまるのですが、自分たちの言うとおりにならない若手・中堅を、党内外問わず、押さえつけよう
とする体質を非常に強く感じます。

2021年参院選広島再選挙の時は、日本最古の左派政党の一部党員の方から街ですれ違ってこちらから挨拶しても
無視されるとか、ある会合にわたしが参加したら、その政党の幹部の方が「俺は帰る」と怒鳴って本当に席を立たれるという
こともありました。政策が程遠い方を推そうとし、他方で、党外の若手?である私にはそういう態度。
そんなことだから、福山市議選でも惨敗したのではないでしょうか?

そうした、エライ人中心の延長線上に、楾先生が体験された、野党の「エライ人」に都合の良い
「結論ありき」の茶番の候補者選考があるのではないでしょうか?

また、以前もご紹介した通り、この本の考察範囲は国政のみですが、地方政治になるともっとひどい。
野党第一党が、むしろ自民党(一部には知事に批判的な
議員もおられる)以上に暴走する湯崎英彦・広島県知事を支えている実態があるからです。

今回、この本をご紹介したことで、明らかにSNSのフォロワーが減ったなと思うことはあります。

しかし、「自民党・中央政府の堕落・退廃がありながら、バーンと伸びることができない」野党の弱さに目を
向けられなければ日本も広島もよくならない。




by hiroseto2004 | 2024-04-10 19:51 | 選挙制度・政治改革 | Trackback