8・6平和記念式典、すべての国・地域招待で良い 広島瀬戸内新聞ニュース4月17日
2024年 04月 17日
結論から申し上げると、広島市の平和行政としては、どの国も分け隔てなく
招待すれば良いのではないでしょうか?
戦闘中を理由にロシアとベラルーシは招待しないのに、同じく戦闘中で、戦闘を止めるように
国連安保理で決議されている(アメリカさえも拒否権行使せず棄権)イスラエルは招待。これは矛盾していますね。
というか、ミサイルをバンバン実験している朝鮮も一応招待している
わけですよね。
そして、何より、世界で最初に核兵器をこの広島で使った米国、反省をしていない米国は招待している。
※中華人民共和国は、日本が加害責任を棚上げにしているという理由で参加を
拒否していますがこちらから招待を止めることはない、でしょう。
なお、左派の中には『米帝を招待して怪しからん』というご意見もあるのも
事実です。その心情も理解はします。わたしは、G7サミット開催はわたしはいま振り返れば、パレスチナ虐殺応援団サミットであり、広島の黒歴史だったと思います。
ただ、式典の一参加者として米国大使が来られる分には平和行政として
これを否定する理由はないでしょう。
党派の運動論は別として、広島の平和行政という観点からすれば、
どの国も分け隔てなくご招待し、核の悲惨さを資料館でゆっくり学んでいただく、
で良いと思います。あくまで建前を護持すべきだ。ロシアやベラルーシは招待せずに
イスラエルは招待する、はあまりにも矛盾だ。招待してこなければ来ないで良い。
米国も中国も朝鮮もロシアもイスラエルも招待すればいい。
※なお、駐日ロシア大使は2022年には8月4日に献花に来られています。
ロシアとベラルーシを8・6式典に招待しない方針 広島市、3年連続
広島市は17日、原爆投下から79年となる8月6日の平和記念式典にロシアとベラルーシの代表を招待しないことを明らかにした。市は2022年から両国の招待を取りやめており、3年連続となる。
市は招待を見送った理由としてロシアによるウクライナ侵攻を挙げ、「昨年度から状況が変わっておらず、同様の対応を取ることにした」と説明している。政府にも連絡したという。
市は招待状の代わりに、「紛争が終わり、広島を訪問できる日が来ることを心待ちにしている」という内容の書簡を5月中に送る予定だ。
パレスチナ自治区ガザ地区で戦闘を続けているイスラエルの代表は招待する方針だという。市は「(イスラム組織)ハマスとイスラエルの戦闘については、世界各国を見ても判断が定まっていない。招待することで、平和の発信につなげたい」としている。
市は例年、外国の代表に参列を呼びかけており、昨年度は167カ国の首脳や大使に招待状を送っていた。(魚住あかり)
by hiroseto2004
| 2024-04-17 21:09
| 反核・平和
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