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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

【都知事選】「長い目で見た」少子化対応 蓮舫が打ち出した対抗軸

これは、非常に大事な視点です。年齢によって
必要な支援は変わっていく。子どもはいずれ大人になっていく。
これまでは子育て支援単体というか、出生時から保育園くらいまでの支援は21世紀になってそれなりに力を入れてきた。北欧ほどではないにせよです。大手企業正社員や正規公務員あたりだと、それなりに夫婦共働き、というのもだんだん定着はしてきている。
しかし、その子どもが、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人になった時どうなのか?
人生を通じて生きていく社会自体がどうなのか?
すみやすい、働きやすいそういう状態になっているのか?
子育て支援単体であれば、小池知事や大阪維新あたりもそれなりにやっている。しかし、「子どものその後の人生」は一部の勝ち組を除いて暗い。そういう政治になっているのではないか?
もちろん、子育て支援単体が例えばわたしの子ども時代に比べて進歩したのは結構なことだ。給食費無料化無含めて、それなりの水準まで来たとは思う。
だが、もっと、今後は、もっと長期的な視野が必要ではないのか?
これまでは子育て支援単体=長期的な施策、それ以外は近視眼的な施策、と切り捨てる向きすらあった。
だが、それはおかしいという、わたしの違和感を言語化してくれたのが今回の蓮舫のスタンスだ。
正直、わたしは、蓮舫の国政での緊縮財政のスタンスは支持できません。しかし、長期的なスタンスで、教育の負担軽減はもちろん、雇用なども大事というのは良い。地方自治体には通貨発行権がないことを考えると、地方自治へ転向してもらって良かったと思う。
子どもに関わる専門職が多くが非正規とか、絶対におかしい。蓮舫の公約の専門職非正規公務員の正規化は重要。
小池知事は、スクールカウンセラー大量雇止めの「現行犯」ですからこの点ですでに打倒対象です。
石丸伸二さんも、このあたりには関心がなさそうですね。少なくとも、現職の安芸高田市長時代にこうした問題点を積極的に是正されたということはないのでそれを判断材料とせざるを得ない。


少子化対策を私は長い目で見たいのです。
子どもは育ちます。その年齢によって必要な支援は都度変わりゆく。でも、最も辛いのは子どもが社会に出る時に不安定雇用から逃れられない不安、奨学金返済が終わらない負担です。

徹底して若い人を支援、手取りを増やします。
今育つ子どもは十数年後、数年後には必ず社会に出ます。その時に安心の東京が広がっているためにも今から取り組むことが必要です。

by hiroseto2004 | 2024-06-19 12:43 | 東京都政 | Trackback