三原本郷産廃処分場周辺の川から農業用水基準超えCOD
2024年 07月 20日
産廃処分場の排水が流れ込む日名内川でCODが農業用水委の基準値を超過しました。
また、広島県は2023年9月以降は水質検査をしていないそうです。
これだけ、住民から訴えがあっても放置プレイです。
三原市を流れる川の水に泡や匂いが確認されている問題で、18日、農業用水としての基準値超えが判明しました。周辺住民は、県に、隣接する産廃処分場内での水質検査を求めています。

三原市にある本郷処分場の周辺では、排水が流れ込む日名内川で、1か月ほど前から頻繁に、泡や硫黄のような匂いが確認されてます。

周辺住民は、毎週、簡易の水質検査を実施し、処分場の浸透水の基準としては、はるかに超過する値が度々検出されています。

住民は、県や市に対し、行政検査を求めていて、三原市による7月5日の水質検査では、農業用水の基準値超えが判明しました。(7月18日結果公表)
19日の県議会の委員会で、広島県は、本郷処分場の水質検査を、去年9月以降、一度も実施していないことを明らかにしました。
産業廃棄物対策課 波谷一宏課長)
「今年度は、計画に沿って定期的に行う検査、これはまた適切な時期に実施したいと考えております」
計画では、水質検査の実施は年度ごとに1回だということです。
※一部画像は住民提供
(引用終わり)
三原市による日名内川(産廃処分場の排水が流入する)の調査結果は以下です。
COD(化学的酸素要求量)が6を超えると農林水産省の基準をオーバーとなります。
令和6年度日名内川(本郷町南方)
pH - 7.4 7.5 7.4 7.3 7.5 7.3 7.4
BOD mg/L 4月11日 1.9 5月16日 0.6 6月20日 2.8 7月5日 8.0 最大 8.0 最小0.6 平均 3.3
COD mg/L 4月11日 2.8 5月16日 2.6 6月20日5.1 7月5日 6.8 最大6.8 最小 2.6 平均4.3 ※小数点第2位を四捨五
by hiroseto2004
| 2024-07-20 22:03
| ストップ本郷産廃処分場
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