『市民による平和記念式典』筆者もパレスチナ駐日大使と対話 広島瀬戸内新聞ニュース8月6日
2024年 08月 06日
https://youtu.be/47PvBgplwQM
2024年8月6日、原爆ドーム対岸で、パレスチナ駐日大使と広島・日本の市民の対話集会がオンラインで開催されました。広島市の松井一實市長は、平和記念式典にイスラエルを招待する一方で、パレスチナは招待しませんでした。こうした中で『市民による平和記念式典』となりました。
最初にワリード・アリ・シアム・パレスチナ駐日大使からお話がありました。
『女性も子どもも日常的に軍隊のターゲットになっている。わたしたち非戦闘員、一般市民の避難所となっている学校が攻撃され、何千人もの人が死に、捕虜として束縛している。占領軍は死者をわざと掘り起こし、ガザとヨルダン川西岸でジェノサイドを行っています。』と糾弾。
その上で、
『パレスチナを招待し、イスラエルの招待を見送った『平和と』長崎市を称賛するとともに、
パレスチナは招待せず、イスラエルは招待する広島市の姿勢に『永続させる人たちに招待状を送るいっぽうで、わたしたちの声がなかったかのようにする』ことは『広島の掲げてきた正義に反する』と憤りを示されました。
その後、広島・日本の市民から質問などがありました。
筆者は、11524人の署名を集め、パレスチナ代表を平和記念式典に招待するよう広島市長宛に
要請したことを報告。その上で、広島市側が『朝鮮は核兵器禁止条約に入っていないから招待する。パレスチナは入っているから招待しない』と回答したことを紹介。『核兵器禁止条約に入っている国こそ大事にしないと
いけないと思う。今のパレスチナのおかれた状況(イスラエルによる侵略・虐殺)を止めることに全力を挙げるので、どうか、(広島市のこの無礼に懲りずに)核兵器禁止への広島の取り組みに今後もご協力いただきたい。』
とお願いしました。
『パレスチナは核兵器は絶対ダメだという立場だ。核兵器だけでなく、核戦争、戦争そのものに反対しています。戦争自体は絶対ダメだという意識がある。イスラエルの軍は、合意を必ず覆して武力で抑えようとしてくる。それを覆すのは市民の力だ。声を上げること、署名をすることは一つ一つが希望だ。パレスチナ人だけでなく世界の人々にとって必要な声です。』などと回答いただきました。
by hiroseto2004
| 2024-08-06 23:41
| 反核・平和
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