都知事選挙一か月 石丸伸二さんの言っていたことで正しいこと

■石丸伸二さんの言っていたことで正しいこと
石丸伸二さんが言っていることで正しいことがある。東京の人口を散らすというのこと。これは、エネルギー面で極めて正しいです。実際、本当に電力が足りないというのは東京都の冬の極めて珍しい曇天か雪・雨(東京はほとんど冬は晴れるから太陽光が稼働する)の日の日中か、夏の高校野球の決勝の時くらいの話。その時のために原発を含めて過剰な設備を抱えざるをえないのもバカバカしい話です。(事故処理費用、ごみ処理費用を併せれば今となっては原発は最もコストの高い発電。)
　だが、具体的なことは国政でないとできないでしょう。思い切った国の機関の移転とか、そのレベルのことをやらないと無理でしょう。根拠は国会等の移転に関する法律というのがあって今も生きています。
第一章　総則
（国の責務）
第一条国は、国会並びにその活動に関連する行政に関する機能及び司法に関する機能のうち中枢的なもの（以下「国会等」という。）の東京圏以外の地域への移転（以下「国会等の移転」という。）の具体化に向けて積極的な検討を行う責務を有する。
　政府および国会に議席を有する各政党にはそれを実施する義務がある。そういう感じで追及していけばいいのですが。多分、ここまでの彼の言動ではそこまで勉強した形跡が感じられない。
※あんまり勉強する気もないだろうし、田舎の年配議員をぶっ叩いて若者や大都市のブルジョワインテリに溜飲を下げてもらうというのが１６５万票の原動力になった成功体験があるから、勉強して、難しいことを分かりやすく言うという努力もなかなかしづらくなるのかもしれませんが。あとはブレーンをきちんとつけるかですが、あの性格だとブレーンになった人が逃げ出しそうだし・・。