長崎被爆体験者一部を被爆者に 広島”黒い雨”訴訟の原告団は

結局、距離で一律に切ってしまうのがそもそもの問題ですね。広島の直爆でも例えば安佐南区山本あたりは、爆心地からの距離の割には、地形の関係で被害が大きかったそうです。

今回の長崎地裁判決は、国が「試合放棄」した広島の黒い雨高裁判決からすると、やや後退ということです。あれは、実際には国の「試合放棄」ということであって、国が根本的に反省していたわけではないのですよね。根本的に反省していれば長崎も救済していたはずです。

そして、そうはいっても裁判は時間がかかる。原告の多くが80代、90代。やはり、総理も今年の8月9日に約束をしたのですから早いうちに政治的にきちんと反省と救済をしていただきたい。

なお、これは、現代に生きる我々にとっても核被害を過小評価させないという意味で極めて重要な課題です。

長崎被爆体験者一部を被爆者に 広島”黒い雨”訴訟の原告団は｜NHK 広島県のニュース https://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20240909/4000026941.html