ヘジャブの路上取り締まり、イラン大統領「すべきではない」…裏道通ってきた女性記者に回答
2024年 09月 18日
この問題では、保守強硬派の前大統領の下で、2022年、警察が取り締まった女性が拘束中に急死。大規模な抗議デモになりました。穏健改革派のペゼキュアン大統領に交代した成果ではありますが、亡くなった人は戻ってこない。
イランのペゼシュキアン大統領は16日の記者会見で、女性の髪を隠すスカーフ「ヘジャブ」の不着用を警察などの要員が路上で監視、取り締まる行為について「すべきではない」と述べ、是正に向け対処する方針を示した
質問に立った女性記者が、取り締まりを避けるため、裏道を通って記者会見場にたどり着いたと打ち明けたことに対して答えた。
ペゼシュキアン氏は「まだ路上の取り締まりをしているのか。やっているのだな。すべきではない」と述べ、内務省が取り締まりに対する制限を検討していることを明らかにした。
ヘジャブ着用の強制を巡っては一昨年、着用の仕方が不適切だとして警察が拘束中の女性が急死し、大規模な抗議デモに発展した。
by hiroseto2004
| 2024-09-18 07:15
| ジェンダー・人権
|
Trackback