「広島菜」発祥の地で初漬け式 宅地化、物価高騰に負けず広島名産を守る
2024年 10月 30日
広島市安佐南区の名産。川内だけでなく実は中筋などでも結構栽培しています。
さとうしゅういちの事務所近くにも農家さんはあります。
日本三大菜漬として知られる広島の名産「広島菜」ですが、豊穣と収穫の安全を祈願する初漬け式が30日、行われました。
祭壇の奥に積み上げられた「広島菜」。
おいしい仕上がりを祈願する「初漬け式」には地元の生産者などおよそ40人が集まりました。
広島菜の漬け込み作業は猛暑の影響で1週間ずれ込みましたが、12月にかけて最盛期を迎えます。
【久保田千晶記者】
「漬物の原材料の広島菜の畑です。すぐ横は今は駐車場になっていますが、数年前まで畑でした。宅地化が進み今では住宅に囲まれるような形で畑が点在しています」
広島菜の発祥の地、広島市安佐南区川内では30年前と比べて作付け面積が3分の1まで減少しましたが、生産量はここ数年800トンほどで推移していて、1シーズンで2度収穫するなど各農家が工夫しています。
【広島菜委員会・溝口憲幸会長】
「肥料や農薬が非常に値上がりしています。実際倍くらいに上がっているんですが、冬の風物詩である広島菜、大変おいしくございます。ぜひとも消費者の皆さんに食べてほしい」
by hiroseto2004
| 2024-10-30 21:48
| 農業・食料
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